【寄稿】サーバー技術を中心とした「WFS Tech Talk #2」が開催。ここでしか聞けない全世界同時リリースの裏側やコストコントロールの方法について発表しました。

こんにちは、グリー株式会社Wright Flyer Studios事業本部の井田です。
昨年開催した「WFS Tech Talk #1 ークライアント編ー」が、ご好評をいただきまして、誠に有難いことに、是非また参加したいという声もちらほらいただけましたので、2020年1月14日に「WFS Tech Talk #2 ーサーバ・バックエンド編ー」を開催いたしました。
今回は「サーバ技術」に焦点を当て、「サーバ・バックエンド戦略の変遷とこれから」や「サーバ費用削減」、「認証基盤」といった普段あまり公開されない内容が盛りだくさんとなりました。
昨年に引き続きWFSのエンジニアリングの取り組みを知ってもらいたい!ゲーム業界に関わる多くの方々の参考になればという思いから、その模様をレポートします。

【登壇者紹介(敬称略)】写真左より
・Wright Flyer Studios事業本部第2スタジオ部 副部長 冨田
・Wright Flyer Studios事業本部Technology Development部 シニアマネージャー 吉田
・Wright Flyer Studios事業本部Technology Development部 リードエンジニア 藤田
・開発本部 インフラストラクチャ部 シニアエンジニア 橋本
・Wright Flyer Studios事業本部Technology Development部 シニアエンジニア 遠藤

会場は弊社CafeエリアのFuture Labo。



WFSを代表するIP「消滅都市」の描かれたオリジナル感のある壁を背景に、写真右の通り、司会はWFSのエンジニアリングを横断的に支えるTechnology Development部部長の紙谷が務め、弊社エンジニアがそれぞれ登壇。
「WFS Tech Talk #2 ーサーバ・バックエンド編ー」は運営の大部分を2019年入社の新卒エンジニアが担当し、前回同様エンジニアが一丸となって作った勉強会となっています。

当日は、用意した座席がほぼ埋まる程の多くの方々にご参加いただけました。足を運んでくださった皆さまには心より感謝申し上げます。

それでは、それぞれの講演についてご紹介します。

冒頭では、サーバエンジニアの責任者である副部長の冨田より、「WFSに於けるサーバ・バックエンド戦略の変遷とこれから」が発表されました。

続いて吉田からは「サーバ費用削減のはなし」というタイトルで、ダンメモのサーバ費用削減の例を通してAWSの費用削減の取り組みについて紹介をしました。

その後藤田からは「リリースを支える負荷試験」というタイトルで、Kubernetesを使った負荷試験方法について紹介をしました。

そして橋本からは「AIやマイクロサービスを活用したDynamoDB節約術」というタイトルで、アナザーエデンやダンメモで稼働中のDynamoDBを自動的に節約するシステムを紹介しました。

最後に、遠藤からは「WFSの認証基盤SDKと海外展開」というタイトルで、WFSの共通基盤「gamelib」を通じて、主に課金システムの構成や海外課金の対応について紹介をしました。

セッション終了後は懇親会を実施しました。ピザの配達が遅れたため、空腹を満たしてくれる物がない状態で始まったにも関わらず、有難いことに参加者のほとんどの方が残ってくださいました。(ピザも到着するなり余すことなく綺麗に食べきっていただけました。お腹ぺこぺこだった皆さま本当に申し訳ございませんでした。。。)
懇親会では登壇者以外のWFSエンジニアも多数駆けつけ、LT形式の短い講演では語りきれなかった話で盛り上がるなど、活発な意見交換がされていました。

運営観点からは至らなかった点も多数あったかと思います。ご参加くださった方々からはアンケートにもたくさんご協力いただけましたので、きちんと振り返り、改善に努めて参ります。集まったアンケートの回答からも、まだまだ興味を持っていただけていることがわかりましたので、今後も継続的に開催していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

本件に関するお問い合わせ先