2011年11月18日に、大阪ガーデンパレスにて開催された大阪私学生徒指導連盟第33回研究協議会で、パトロールチームのマネージャー 小木曽が、グリーのサイト内における健全性向上、青少年の保護、健全育成のための取り組みについて、発表の時間をいただきました。

大阪私学生徒指導連盟は、1982年に大阪府下の私立中学校、高等学校の生徒指導担当をされている先生方の集まりとして、全国にさきがけて発足しました。分科会なども積極的に実施されており、研究協議会は、生活指導上の調査、研究や、大阪府下9支部、各学校で日々取り組まれている教育実践、指導事例を報告するものです。今回は、11月17日、18日の2日間に渡って開催され、テーマである「生徒一人ひとりを大切にし、みんなが輝く教育の創造」のもと、様々な課題への取り組みについて、先生方の情報交換が行なわれました。

午前9:30から始まった全体会の支部発表会の後半、関西大学北陽高等学校 石神賢一先生による「大阪私生連における携帯電話の使用状況」についての発表がありました。その時間を少し頂戴するかたちで、小木曽が登壇させていただきました。

小木曽からは、まず、中高生が保有している携帯電話の契約情報は、ある統計では、およそ90%が保護者の情報のみとなっている現況が伝えられました。携帯電話の契約者が保護者(成人)になっていると、たとえ未成年がサービス内で正しい年齢を登録したとしても、インターネットサービス上で成人とみなされてしまい、検索制限や利用制限の対象から外れてしまうことがあります。携帯電話を安全にご利用いただくためには、生徒さんの「利用者登録」が有効であると、参加された約250名の先生方に訴えかけました。

続いて、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」において、その健全性を維持、向上するための、年齢別の機能制限設定や、24時間365日行われているパトロール体制などといった取り組みについてお話しさせていただきました。

グリーでは、オンラインでの施策に加え、今後も、ネットリテラシーの向上を目指し、子どもたち自身と、子どもに関わる大人の双方に向けた、オフラインでの啓発活動を積極的に行っていきます。