【CSRレポート】情報処理学会とグリー、若手エンジニアを育成支援

- プログラミングコンテスト「IPSJ International AI Programming contest “SamurAI coding”」開催 -

一般社団法人 情報処理学会(本部:東京都千代田区、会長:古川一夫、以下「情報処理学会」)とグリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下「グリー」)は、若手エンジニア向けプログラミングコンテスト「IPSJ(※) International AI Programming contest “SamurAI coding”」の開催を決定しました。

一般社団法人 情報処理学会 会長 古川一夫(左)
グリー株式会社 代表取締役社長 田中良和(右)

本プログラミングコンテストは、インターネット産業の急速な発展によるエンジニアの質と量の確保がますます重要となるなか、若い世代から将来第一線の研究者や開発者になりうる、また世界市場を舞台に活躍できる人材を育てることを開催の目的としています。世界各国で25歳以下のエンジニアの応募を募り2012年7月より世界4地域で順次予選を開催、ゲームをテーマにしたプログラミングスキルを競い、残ったチームが2012年12月9日の決勝へ進みます。参加エンジニアにとってはそれぞれの能力が世界で通用するか本コンテストを通じて試すことができます。

情報処理学会は1960年の設立以来、コンピュータとコミュニケーションを中心とした情報処理の分野で指導的な役割を果たし、学術、文化ならびに産業の発展に貢献してきました。昨今のインターネット関連の激しい技術とビジネスの変革に対応できる学生と若手エンジニアの育成強化が急務と考え、本コンテストの開催を決定しました。本コンテストに参加することでスキルを磨き、仲間を増やし、世界に飛び出すエンジニアが育つことを願っています。

グリーは、2012年4〜6月にグローバルでシームレスなアプリ提供が可能となる「GREE Platform」の構築を進め、現在世界9カ国で拠点を構えるなど、グローバル展開を加速しています。それにともない、世界中でソーシャルゲーム、プラットフォームなどを含むインターネット関連の開発力を強化すべく、いち早くユーザの要望に対応できるエンジニアの発掘にも力をいれています。有望な人材の育成についても以前より大学生向けのプログラミングコンテストを開催するなどの取り組みを実施してきましたが、さらにたくさんのエンジニアの育成に携わるべくこの度の“SamurAI coding”の開催に協力します。

情報処理学会とグリーは、本プログラミングコンテストをひとつのきっかけとして、今後もインターネット産業に寄与する人材の育成に取り組み、産業全体の活性化に貢献していきます。

「IPSJ International AI Programming contest “SamurAI coding”」開催概要(予定)

■開催日程:

  • 2012年7月より世界4地域で予選を開始
  • 2012年12月9日(日)決勝

※2013年以降も継続的に開催予定

■コンテスト内容:

  • 公式言語を英語(一部日本語)とし、ゲームプログラミングを対戦型で競う

      ※IPSJ:Information Processing Society of Japan(情報処理学会)

本件に関するお問い合わせ先