世界で最も長寿なモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」は、なぜ今でも多くのお客さまに愛されるのか

皆さんこんにちは。広報の入山です。

グリーがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」の会社から、ソーシャルゲームを中心とした会社に生まれ変わるきっかけとなった「釣り★スタ」。PC向けのSNSゲームはそれまでもさまざまなタイトルが提供されていましたが、モバイル版のソーシャルゲームは「釣り★スタ」が世界初。

今年5月に11周年を迎えた「釣り★スタ」ですが、グリーのゲーム事業の中でも売上、利益で今でも大きく貢献してくれているのはなぜなのか。今年4月に行われた11周年プロジェクト発表会や、IP(知的財産)としての多角展開プロジェクト「釣り★スタ遠洋計画」からその秘密をレポートします。


「釣り★スタ」チームとマーケティングチームで記念撮影

4月25日某所、「釣り★スタ」の11周年を記念したイベント開催の発表会『「釣り★スタ」11周年PR発表会~リアル釣り竿お披露目!!~』が行われました。当日は6代目プロデューサーの高松からイベントの詳細を発表後、タレントの南明奈さんにも登壇いただき賑やかな発表会が行われました。巨大な釣り竿のオブジェも登場した当日の詳細は記事を御覧ください。

ApplivGames:アッキーナより大きいリアル釣り竿がお披露目!『釣り★スタ』11周年記念発表会レポート


多くのメディアにお集まりいただきました

今回の発表会およびゲームイベントの狙いについて、6代目プロデューサーの高松とマーケティング担当の馬場に話を聞きました。

今回11周年ということで込めた思いは?


馬場
馬場:11周年を迎えたモバイルソーシャルゲームは「釣り★スタ」が初なので、業界でやったことないようなプロモーションで盛り上げたいなという想いは強かったです。あとは過去にプレイしていたお客さまが戻ってきた事を仮定して、居心地のよさを感じてもらいたいというのは常に自分の念頭には置いてました。


高松
高松:去年世界初のモバイルソーシャルゲームが10周年を迎えたということでファン感謝イベントなど、いろいろなコンテンツでお客さまに感謝を伝えさせていただきましたが、その中で逆に感謝の言葉をいただいたり、お客さま同士で交流を深めてたりと10年という歳月は絆を深くするものと感じました。なので11周年はこの絆をより深くしたり、以前「釣り★スタ」を遊んでくださっていたお客さまの絆を取り戻せたりしないかなと思いました。

11年続ける秘訣はなんでしょうか?


馬場
馬場:長く長く続くタイトルは共通して
「来年はこうしたい、いつかこれしたいね、みたいなプロデューサーの野心
「運営一人一人に強いこだわりがあって、イエスマンじゃない。※プロモ決めるときも意見が散らかって大変><」
「部活動チックなノリ、タイトルとしてのカラーがあって、それが浸透している組織
がある気がします。「釣り★スタ」チームは全てにおいてそのレベルが高く、それが秘訣かなと思います。


高松
高松:11年も運営しているといい時もあればうまくいかない時もあります。ただうまくいかないときに、お客さまが楽しいと思ってもらえるようなチャレンジをスピーディーに行ってきたことが秘訣の1つだと思います。

全長約2m!「武神スサノオの竿」の巨大リアル釣り竿

巨大オブジェが今回登場しましたね。実物を作ってみた感想は?


馬場

馬場:すごくクオリティの高いものができたのかなと思います!(当初はすごく心配してました)そのかいがあってか、さまざまなメディアで取り上げていただいたのですが、南さんのピンショットだけでなくこの竿とセットでの取り上げも多く妥協せずに奇抜なものを作りきれてよかったと思ってます。


高松

高松:「釣り★スタ」の竿は2次元なのでリアル(3次元)で制作することなどもちろん考えてなかったので、そもそも3次元だとありえない構成なのですが、多くの方の努力によってとても立派なものを作ってくれたので本当に感動しました。

製作中の釣り竿のオブジェ。実際見てもすごく精巧にできているのがわかります

今年は南明奈さんに登壇いただきました。


馬場

馬場:実はナミのモデルではという噂も社内であったのですが、確証がなくエピソードに盛り込むのは断念しました(笑)。すごくノリノリで登壇していただいたので本当に良かったです。


高松

高松:普段からゲームをされているだけあって打ち合わせのときから運営かっていうほどとてもスムーズに進めさせていただけました。また発表会当日も魚を1分11秒以内に釣るという企画があったのですが、速攻で釣れましたし、さらにレア魚を釣るという奇跡があり、さすが持っている人は違うな思いました。(あっもちろんかわいくて個人的にお会いできて幸せでした(笑))

12年目に向けて取り組みたいことは?


馬場

馬場:年を追うごとにハードルが高くなっていくと思うのですが、今年以上に盛り上げたいと思います!方法は1年かけて納得いくまで考えます!


高松

高松:我々は12年で終わりではなくこれからも長期運営していくのでお客さまにさらに楽しい体験をしてもらうためにあっと驚く新しいものを準備しています。お楽しみに!!!

「釣り★スタ」は昨年10周年を迎えてから、11周年に向けてさまざまな取り組みをスタートさせました。その取り組みの一つが「釣り★スタ遠洋計画」。決算発表会でも飛び出した「釣りゲームで世界一」宣言。これまでのソーシャルゲームに留まらず、IPとしてその活躍の場を広げています。

遠洋計画第1弾:釣り★スタVR
遠洋計画第2弾:App-T

その他にも発表済みのNintendo Switch™向け「釣り★スタ」など計画は盛りだくさん。

Facebook インスタントゲーム向け「Fishing Star」
Nintendo Switch™向け「釣り★スタ」

すべてのゲームは、長寿タイトルになることを目指して作られるものですが、実際に長寿タイトルになれるものは少なく、さらに「釣り★スタ」のように10年以上もトップ集団を走っているタイトルはごく一部です。5月10日に開催された「超長期ゲーム運営サミット」で、6代目プロデューサーの高松がお客さまを飽きさせないために大事にしていることとして「新しいチャレンジ」を掲げていました。

基本的なコンセプトはそのままに、常に「新しいチャレンジ」に思いを持ってトライしていく。グリーの得意とする運営力は、そうした変化していくことにちゅうちょしないチーム力にある気がしました。今後の「釣り★スタ」の展開をお楽しみに!

最後に今回インタビューに協力してくれた馬場と高松からメッセージです。


馬場
馬場:グリーのマーケはチャレンジングで斬新な取り組みができる部署です。過去に市場で最大公約数をとったタイトルをいかに維持伸長していくか、再認知させるかという一周回って業界内でもここだけの最新の課題に挑戦できる部署になりつつあります。さまざまな方法論や企画を熟考してホームランが狙えるアイデアフルな仲間を募集中です!


高松
高松:私が「釣り★スタ」の6代目のプロデューサーになるのですが組織としても一人の人がずっとやるわけではなく、メンバーそれぞれが成長してもらいできることを増やしていき組織としても成長していくマインドはとても強い組織だと思います。ゲーム作りだけでなくスキルアップを求める人にはとてもいい環境だと思いますので是非一緒に働ける方を絶賛募集しています!

キャリア採用はこちらから

本件に関するお問い合わせ先