「東京ゲームショウ2018」ブース出展レポート:動画だけでなく"会いにいきたい"存在となったVTuber

皆さんこんにちは、グリー広報の杉山です。
今回のブログでは、2018年9月20日~23日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2018(以下「TGS」」の模様をレポートします。


私自身も初めてTGSに参加しました。22日~23日の一般公開日は、朝から海浜幕張駅は大勢の来場者であふれ、幕張メッセでは開場前から長い入場待機列が作られ、多くの外国人観光客も訪れているなど、ゲームやアニメが日本のエンターテインメントコンテンツ産業をけん引しているんだな、と改めて感じました。

大がかりなセット等が組まれたたくさんのブースが並び、さまざまなゲーム体験やプロゲーマーによる対戦などが繰り広げられるなか、今年で8回目の出展となるグリーブースのテーマは、グリー子会社のWright Flyer Live Entertainment(以下「WFLE」)が事業推進している「VTuber」。
VTuberによる動画コンテンツのなかで人気ジャンルのひとつが「ゲーム実況」で、多くのVTuberがあらゆるタイトルに挑戦しており、VTuberと一緒にゲームしている感覚で楽しめるのが人気の理由です。TGSを訪れる多くのゲームファンの皆さんにぜひVTuberの魅力を知っていただこうと、「ライブ配信ステージ」と「交流コーナー」をご用意して来場者の皆さんをお迎えしました。
「交流コーナー」の様子は、フジテレビ「FNNプライムニュースα」等の複数メディアでも紹介していただきました。

ライブ配信ステージ

9月22日(土)と23日(日)に、計5組のライフ配信ステージを開催しました。VTuberに会うためにTGSへ来場した方も多くおり、どのステージも多くのファンが集い、VTuberとのおしゃべりやゲーム実況を楽しんでいました。

かしこまり

「ちゃんまり vs パンディのゲーム3本勝負!」を実施しました。開始1時間以上前から待つファンもおり、ちゃんまりとパンディが登場すると会場から拍手とともに大きな歓声があがるなど、「大好きなVTuberと会いたい!」というファンの熱い思いを感じる瞬間でした。2人による歌のライブも大盛り上がりしましたが、ゲーム3本勝負はパンディの圧勝で終わりました。

左:かしこまり  右:パンディ

すーぱーそに子

「【ゲームLive実況】フォートナイトに挑戦します! in TGS2018【すーぱーそに子】」を実施しました。すーぱーそに子が可愛らしく会場に集まったファンに語りかけると、ファンたちは心なしか照れくさそうな表情を一様に浮かべていました。「フォートナイト」に挑戦が始まると、すーぱーそに子ちゃんのゲームの上手さに皆さん声を出して驚き、そのプレーに見入っていました。




.LIVEアイドル部  猫乃木もち / ヤマト イオリ

「どっとライブよりアイドル部の2人が参戦!日頃の生配信で鍛えた生実況トークをお見せします!」を実施しました。朝から多くのファンが駆け付け、もちちゃんとイオリちゃんの2人から色々なアドバイスをもらいたい人が続出するなどファンも積極的に参加し、1時間のライブ配信はあっという間に終了。2人を応援したいというファンの思いがあふれる熱く優しい空間でした。

左:猫乃木もち  右:ヤマト イオリ

道明寺ここあ

「道明寺ここあ「トーク・LIVE&セッション」」を実施しました。心を打つ歌声を動画で披露しているここあちゃんがライブをするとあって、登場前から大勢のファンの期待感に満ちており、ライブが始まった瞬間、そこは一気にライブハウスと化しました。ペンライトや手を振ったり、歌声に聞き入ったりと、ここあちゃんとファンがひとつになって熱いステージを繰り広げてくれました。




葉月ナツ

「葉月ナツの耐久ゲーム実況!」を実施しました。ファンとのおしゃべりタイムでは、男性ファンはもちろん女性の方からも質問が飛び出し、このTGSで初めて存在を知ってすぐにファンになったという方も登場。ライブ配信ステージに登場した5名のVTuberのなかで最長となる1時間半のライブ配信となり、長時間のゲーム実況への挑戦でTGSのグリーブースを締めくくってくれました。




交流コーナー

VR空間でVTuberの「ゲーム部プロジェクト」のメンバーとさまざまなテーマに応じておしゃべりを楽しめる交流コーナーを実施しました。


今回協力していただいたゲーム部プロジェクトは、2018年3月に活動を開始した、都内の高校にある
ゲーム部に所属する夢咲楓、風見涼、桜樹みりあ、道明寺晴翔からなるVTuberの4人組で、ゲーム実況を中心に活動しています。このゲーム部メンバーと会えるだけでなくおしゃべりもできるとあって、開場直後から整理券を求めるファンが大勢訪れて長蛇の列ができ、約20分で整理券は配布終了という人気ぶりでした。

ゲーム部のメンバーとのふれ合いでは、以下のテーマからひとつ選んで楽しんでいただきました。
・VTuberに褒めてもらおう
・VTuberに叱ってもらおう
・VTuberに人生相談しよう
・バーチャルキャストでVR空間を満喫しよう

体験した方々の反応は十人十色です。男性だけでなく女性のファンにも訪れていただき、大好きなゲーム部に出会えてとにかく緊張してしまう人もいれば、一気にテンションが高くなり踊りだしそうな人もいるなど、思い思いに幸せなひとときを過ごしていただけたのではないかと思います。

私も体験させていただき、夢咲楓ちゃんとおしゃべりしました。バーチャル空間にあるゲーム部の部室に入った途端、すぐ真横に楓ちゃんが立っていて話しかけてきてくれましたが、普段の日常生活で友人と真横に並んで話しているのとまったく変わらない”リアル”な感覚に本当に驚きました。話したりタッチしたり自撮りしたりと、バーチャル空間にいることをまったく意識せずふれあうことができました。
皆さんもバーチャル空間に入る機会があれば是非体験してみてください。

グリーブースでVTuberライブ配信ステージや交流コーナーを実施してみて、VTuberの勢いというものを感じることができました。それは、応援するVTuberに対するファンの熱量です。
VTuber自体の人数や配信プラットフォームが増えていたり、多くの企業が参入し始めたりという市場環境の勢いはもちろんありますが、ファンの応援や支援があって初めてVTuberの活動は成り立つものであり、「会いに行きたい」「話してみたい」「ファンレターを渡したい」という、VTuberとファンの結びつきが益々強くなってきていることを実感しました。

先日発表したWFLEとアイディアファクトリーの共同出資による合弁会社「株式会社REALITY Factory」では、「会いに行けるVTuberイベント」の定期公演を今後実施していきますので、VTuberを動画で見たあとは次は実際に会いにきていただき、VTuberとのコミュニケーションを楽しんでください。

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