後輩たちへのアドバイス。グリー執行役員が母校の企業合同説明会で悩める学生たちにエールを送りました。

こんにちは。広報の坂見です。
今回のブログでは、グリー執行役員の江川が、母校の進路・就職支援センターが主催している「合同企業説明会」に参加した様子をお伝えします。
人事や採用担当ではない役員が悩める学生たちへ送ったエールとは。ぜひご覧ください。

今回お邪魔したのは、江川の母校でもある「京都産業大学」です。
3日間開催されている「企業合同説明会」にグリーもお誘いをいただき参加することとなりました。
各企業1分間のPRタイムの後に各社のブースで学生と話をする時間が設けられています。

◾︎当日のスケジュール
・受付時間:12:15~12:40
・内容説明:12:45~13:00
・PRタイム:13:00~13:30
・ブースでの面談時間
1回目 :13:40~14:20 2回目:14:30~15:10
3回目 :15:20~16:00 4回目:16:10~16:50

京都産業大学では、就職活動支援に力を入れているそうで、今回の開催目的などについて進路・就職支援センターの篠﨑さんにお話を伺いました。

ーー大学で企業合同説明会を開催する目的を教えてください。

篠﨑:大学の中で開催する理由の一つに利便性があります。授業の合間に参加してもらうことができるので学生も参加しやすいです。もう一つはこれまで本学の学生の採用経歴があったり、本学の学生に対する採用希望がある企業さまをお呼びすることで、マッチングに繋がると思っています。この取り組みは本学が他大学に先駆けて始めた支援行事で、大学の売りの一つとなっており、本学の進路・就職支援の手厚さは、大学選定理由の一つになるなど親御さんからも高評価を得ています。
去年も本学のご卒業生としてご活躍されている江川さんをお誘いし、今年もぜひにとお声がけさせていただきました。

ーーこのイベントで学生に期待してることは?

篠﨑:自分とマッチする企業・業界と出会ってほしいと思っています。情報過多の時代なのでネットや口コミだけで、学生は就職の意思を決定してしまいがちです。そんな調子なので実際に就職活動がうまくいかない学生も多いです。本日のように実際にお会いして、企業の方がどんな雰囲気でどんな話をしてくれるのかしっかり聞いてほしいと思っています。そもそも学生は社会に出ておらず、視野が狭い状況なので、社会人の方々と直接接触する機会を多く設け、地に足がついた就職活動・進路決定をしてほしいと思っています。
今回、企業PRの時間を1分にしている理由も、一通り聞いてもらってからどのブースで話を聞くのか考えてほしいと思っているからです。1ターム40分のブースでの面談時間が4回あるのでその中でじっくり深く話してもらいたいと思っています。

ーー篠崎さん、ありがとうございました。

企業の担当者が揃い、就活支援センターの職員と、大学の教授の方から「企業合同説明会」の趣旨や目的などを一通り説明した後に少し緊張した面持ちの学生が入室してきます。



早速企業の1分間のPRが始まり、グリーは2番目の発表です。

◼️江川の1分間の企業紹介
「(Tシャツとデニムの格好で)今日唯一ラフな格好をしていますが、それぐらいグリーは自由な風土で、若くて元気な社員が仕事をしています。講演などをこんな格好でしていても許される風土の会社です。
私も約20年前にこの学校を卒業し、当時は皆さんと同じそちらの立場にいました。2000年に卒業しましたが、当時の時価総額のトップ企業を見るとGEやウォルマート、CITIグループなどがベスト10に入っていました。でも現在はMicroSoftやAmazon、AppleやGoogle、Facebookなどトップ10のうち7社がインターネット企業です。グリーの前には10年間楽天という会社にいて、インターネットの可能性、産業構造全体を変えていくビジネスに興味を持って転身しました。
グリーは、インターネット業界の中でゲームと、メディアと、ライブエンターテインメントの3つの事業をやっています。私は現在、グリーの執行役員としてメディア事業のグリーライフスタイル社の社長をやっています。今日は主にメディア事業の話とインターネット業界の構造、インターネットビジネスが全ての産業のインフラをどのように変えるのかについて話をしたいと思います。」



各社企業PRのあとは、ブース毎に学生との面談が開始されました。
グリーブースでは、江川の経歴やグリーの概要、メディア事業に関する詳細な説明などを一通り紹介したのちに、

「なぜメディア事業があるのか」
「インターネットサービスって何か」
「産業構造の変化はどんなものか」

と、グリーに絞ることなく市場や業界に関する話をしていました。
加えて具体的に「グリーライフスタイル社」で取り組んでいる事例を動画などを用いて紹介しました。



ブースに参加された学生も、金融やテレビ業界に興味があった方からエンジニアリングについて興味
のある学生など多種多様です。40分のうちの後半は学生さんから質問もあがります。

「ベンチャーに必要な人材はどんなものか?」
「なぜIT業界に転身しようと思ったのか」
「5年、10年先のグリーの目標を掲げて活動していく予定なのか」
「ウェブ広告についてもこれから力を入れていくのか?」
「地方から会社や人材が育つ可能性は?」

など、就職活動だけではなくビジネスや市場規模の話などもあげられました。

最後に江川より、今回のイベントを通じて得たことなどを聞きました。

ーーまず率直なご感想を教えてください。


江川

江川:たまに、学生さんとお話をする機会を得ると、事業や自分のキャリアの振り返りができ、初心にかえることができます。
また、学生さんが持っている想い・希望・不安を聞くことで若い方々の考えを知る良いきっかけにもなりますし、グリーのサービスを知ってもらう良い機会にもなります。

ーー接した母校の学生さんをどのように感じましたか。


江川

江川:特にインターンでグリーに来ている学生さんたちと比べると、どうしても持っている情報量などが違ってしまうので会社や社会に対する見方がやや狭い感じはするなと思いましたが、そこは私の後輩たちなので元気と勢いはありましたね(笑)。

ーーグリーグループが求めている学生さんはどんな人でしょうか。


江川

江川:まずは、グリーのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に共感しフィットできる方ですね。「インターネットを通じて、世界をより良くする。」「スマホアプリ時代にバーティカルメディアを再発明し、世界をより良くする。」特にこの2つは若い方々にもわかりやすく、共感をもってもらいやすいのでよく話します。あとは、素直でポテンシャルがある学生さんだと嬉しいですね。成長が早いので。

ーー最後に、就職活動を頑張る後輩たちにエールをお願いします。


江川

江川:選択肢の幅を広げ自分の頭で考えてチャレンジしていってほしいですね。できれば、グリーにもチャレンジしていただき、一緒に働けると嬉しいなと思います。

グリーでは、新卒採用に関してインターンを実施しています。
ぜひ、グリーに興味のある学生は下記より応募サイトをご覧いただければと思います。

また新卒採用サイトでは、グリーで活躍する新卒のインタビュー記事も掲載しています。
併せてご覧いただきグリーへのエントリーのご挑戦お待ちしております!!

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