働き方

【特集】グリー本社オフィスが大規模リニューアルした裏側とは。社員が真に働きやすい環境づくりを目指して。

今年4月、グリー本社オフィスが大規模リニューアルを経て生まれ変わりました!
プロジェクトの中心メンバーとして奮闘した4名に、リニューアルまでの道のりやこだわったポイント、社員が働きやすい環境づくりへの思いを伺いました。

野長 野長:グリー株式会社 法務総務部 組織法務総務グループ ファシリティマネジメントチーム

熊澤 熊澤:グリー株式会社 法務総務部 組織法務総務グループ ファシリティマネジメントチーム

鈴木 鈴木:グリー株式会社 開発本部 情報システム部 IT基盤&オペレーションチーム

伊藤 伊藤:グリー株式会社 開発本部 情報システム部 IT基盤&オペレーションチーム

一番のヒントは「現場の声」

ーーオフィスリニューアルのきっかけは何ですか?

野長 野長:3年ほど前から本社オフィスの移転計画が動いていたのですが、今回は見送りになったので、コスト削減ができた金額を上限にグリーのオフィスをリニューアルしようという話が持ち上がったんです。

鈴木 鈴木:ファシリティにはインフラがつきものなので、情シス(情報システム部)としてはFM(ファシリティマネジメントチーム)と常に情報共有して足並みをそろえるようにしていました。

野長 野長:プロジェクトが立ち上がって最初に取り組んだのが、現場へのヒアリングです。まずグリーのゲーム事業の部長10名ほどに集まってもらい、「デスクの間隔はどうですか」「通路の幅は狭くないですか」「食堂は必要だと思いますか」「エントランスの印象はどうですか」などさまざまな観点からヒアリングをかけていきました。

鈴木 鈴木:「コンビニが欲しい」「カフェをつくって」とか夢のような企画もいっぱい出てきましたね(笑)。

野長 野長:すべてを実現するのは難しいので、いろんな意見を最大公約数的にまとめていく感じでしたね。コンセプトが形になり始めたところで、グリーの役員や部門責任者だけでなく、ポケラボやWright Flyer Live Entertainmentなどの担当者も巻き込んでグループディスカッションをスタートしました。

鈴木 鈴木:「天井を全部抜こう」と荒木さんが言い出して、それはちょっと…となりましたが(笑)、エントランスフロアで実現できたのは良かったです。

野長 野長:よく話を聞いてみると、過去5〜6年間人がどんどん増えていて空いているスペースにデスクを並べていくという状態が続いていたので、圧迫感を解消してほしいというのが本当のニーズだと分かりました。現場の声を聞くことでオフィスのリアルが浮き彫りになり、進むべき方向性が見えてきました。

自由度が高く、使い勝手の良い空間に

ーー実際に変わった箇所や、こだわりのポイントを教えてください。

鈴木 鈴木:インフラ面では、無線LANを一新してより速くつながりやすくしました。その他、ネットワーク機器のリプレイスも今年中には完了して、社内のネットワークがさらに速くなる予定です。

伊藤 伊藤:備品が置いてあり、郵便物の受け取りなどを行うコンシェルジュルームもリニューアルしました。これまでは備品置場とIT関連の各種問い合わせを受け付ける窓口が別の場所にありましたが、一つに集約してスペースも広くなったので、使い勝手が良くなったと思います。

コンシェルジュが常駐し、社員の問い合わせに親身に対応
備品はすべて棚に収納してスペースを有効活用

鈴木 鈴木:エントランスには「RECEPTIONIST(レセプショニスト)」という受付システムを導入し、お客さまから呼び出しが入ると社員のSlackに直接通知が行くようになっています。会議室予約システム「ROOM LEAD」も導入して効率的な運用につながっています。こうした社外サービスの導入のコツは、70%の人に「良い」と言ってもらえるものを選ぶこと。これはあくまで経験値ですが、60%だと弱いんです。なるべく多くの人にとって便利で喜ばれるものを選択できるよう意識しています。

野長 野長:レイアウトに関しては、現場の声を反映して「ものづくりがしやすい環境」をテーマにしています。たとえばこのフューチャーラボという空間は、VRやコンテンツをつくるといった使い方を想定しているのですが、床にものがあるとつまずいたり転んだりする危険性があるので、天井から可動式電源を吊り下げて作業の自由度を高くしています。

鈴木 鈴木:無駄なスペースもカットされて、使いやすさが格段に上がりましたね。

野長 野長:これまでは「1エリアに1機能」という考え方でしたが、同じ空間に対してさまざまな使い方ができれば稼働率も高くなりますよね。実際に社内外向けのイベントなどの用途で使われることも多くなり、リニューアル前と比べて稼働率も倍になり用途がどんどん広がっています。

熊澤 熊澤:壁の色や素材も一つひとつ吟味して、家具もキャスター付きのものにして動かしやすいよう工夫しました。

鈴木 鈴木:Googleのスマートホワイトボード「Jamboard」は35台導入しました。これは、世界規模で見てもトップレベルの導入台数らしいです。時期が早かっただけにチャレンジングではありましたが、Googleさんに何度も通って、Jamboardに関しては日本で3番目くらいに詳しい自信があります(笑)。

Googleのクラウド型ホワイトボード。手書き文字の自動テキスト変換やGoogle検索でウェブからのコンテンツ引用もできる。

野長 野長:「Hangouts meet」とかすごく使いやすくて、全国の拠点と瞬時につながれるのがいいですね。

鈴木 鈴木:随時機能がアップデートされていくので、どんどん使い勝手が良くなっていくのもポイントです。

「ここで働けるのが嬉しい」社員の声が力に

ーー社員からの反響はいかがですか?また、リニューアルプロジェクトを通じて印象的なエピソードを教えてください。

野長 野長:一番嬉しかったのは、社員の皆さんから「こんなオフィスで働けるのが嬉しい」「FMに感謝すべき!」「MVPとして表彰されるべき!」などと声をかけてくれたことですね。現場の声を大事にしてきただけに、かなり手応えを感じることができました。

鈴木 鈴木:本社オフィスのリニューアルと並行してグループ各社の移転や新拠点の整備も進めているのですが、ヒアリングをもとに現場のニーズに合わせたものをつくることで、モチベーションアップに貢献できていると感じます。IT機器に関しては転用計画も立てていて、他のどの拠点でどんなふうに使いまわせるかも考えたうえで購入しています。

野長 野長:熊澤さんは転用の天才です(笑)。各拠点のレイアウトを考えながら、何百台の家具をパズルのように組み合わせて、いろんなパターンをシミュレーションしていますから。

熊澤 熊澤:なるべく新しい家具を買わずに使えるものは再利用してと言われて、涙を流しながらやっています(笑)。

野長 野長:締めるところは締めないといけないですからね。とはいえ今回は、オフィスの椅子を全部新しいものに変えました。社員の多くは一日中座って作業をしているエンジニアなので、より上質な椅子に変えれば生産性も上がるだろうということで、メーカーさんにご協力いただき10脚以上の椅子を並べて社員たちに座り心地を試してもらいました。

熊澤 熊澤:まさに試乗会でしたね(笑)。

鈴木 鈴木:ほぼ一択で決まりましたよね。座面を細かくコントロールできて座り心地をカスタマイズできるのが良いし、「腰痛が減った」という声も上がっています。

社員による社員のためのオフィスづくり

ーー最後に、今後の意気込みをお聞かせください。

鈴木 鈴木:グリーには変わることを恐れない土壌があり、「こんな風に働ける会社にしたい」という自分たちのプランニングで会社を導いていけることは大きなやりがいです。使命感を持ってこれからも取り組んでいきます

伊藤 伊藤:私たちはお金を生み出す部門ではありません。だからこそ、いかに他部門の人たちが仕事をやりやすくなるか、密にサポートできるかが私たちの価値だと意識して業務に励んでいきたいと思います。

熊澤 熊澤:お金をかけて満足してもらうオフィスづくりをするのは簡単です。それよりも限られた予算の中で、私たちの創意工夫によって社員の皆が喜んで使ってくれるオフィスを実現したいという思いが強いです。今回リニューアルした空間を実際に有効活用してもらえることがとても嬉しく、これからも思いを形にしていきたいです。

野長 野長:「場所にはお金がかかる」という感覚を常に持っていて、全てのスペースがいかに使い勝手よく、事業部門の活動に貢献できるかという思いでオフィスづくりを進めています。全ての場所の利用回数や稼働率が増えることがやりがいであり、今後もさらに効率化を目指していきたいと考えています。また、今回のリニューアルプロジェクトは規模も予算も非常に大きく、自分の年代でこんなに大きな仕事を任せてもらえるのはとても貴重だと思っています。グリーは変化に恐れず、柔軟に変化することで、ものづくりがしやすい会社だということを、オフィスリニューアルを通じてどんどん発信していきたいです。

本日発表した西新宿オフィス移転も今回の対談メンバーが中心となってオフィスづくりを行いました。ぜひ西新宿の新しいオフィスもお楽しみに。

以上

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