角川グループとグリー、インターネットコンテンツ事業で業務提携

電子書籍や涼宮ハルヒ等のソーシャルゲームを「GREE」上で展開

株式会社角川グループホールディングス
グリー株式会社

株式会社角川グループホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤辰男、以下角川グループ)と、グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下グリー)は角川グループが有する雑誌・書籍・映画・アニメ・コミック・ゲーム等のコンテンツ力とソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」のソーシャル性を相互に活用し、これまでに無い新たなコンテンツを提供すべく、業務提携いたします。

提携の目的

角川グループは雑誌・書籍・映画・アニメ・コミック・ゲームなどの様々なメディアで、多数の魅力あるコンテンツを提供しています。一方、グリーはSNS「GREE」の会員2,383万人(2010年12月末)を基盤とした「GREE Platform」を展開し、ソーシャルゲームやソーシャルアプリなどの多様なコンテンツを提供しています。今回、両社の経営資源を活用した業務提携により、以下を目指します。
・角川グループのコンテンツ力と、「GREE」の会員基盤及びソーシャル性を融合させ、「GREE」会員に対して角川グループの魅力的なコンテンツを提供し、相互の収益の最大化を目指します。
・互いのメディアを活用した相互送客を行い、双方のユーザー基盤の拡大を図ります。

提携の内容

(1)「GREE」のソーシャル性を活用した、電子書籍サービスの提供

角川グループの電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」と、「GREE」のソーシャル性を融合し、ソーシャル・ネットワーキング・サービスでは初となる「ソーシャル電子書籍アプリ」を「GREE Platform」で提供いたします。(2011年夏ごろ提供予定)
<「ソーシャル電子書籍」の特徴>
・自分が購入した書籍を友だちと紹介しあう
・自分の購買履歴=本棚や、自分の書評を友だちと共有する
・友だちが欲しがっている書籍を購買してプレゼントする等(詳細検討中)

更に、将来的には、複数の"友だち"と読み進めたり、複数のユーザーの選択によってストーリーが変わっていくなど、既存の紙の本を中心としたコンテンツでは表現できない、ソーシャルリーディングを前提とした新しいコンテンツの開発も共同で行ってまいります。

(2)角川グループのコンテンツを活用したソーシャルアプリを「GREE Platform」で提供開始

角川グループの映画、アニメ等のコンテンツを活用したソーシャルアプリを、「GREE Platform」で提供いたします。 第一弾として、現在アニメ放映中の人気ライトノベル「GOSICK」のソーシャルアプリを近日中に提供いたします。また、提供予定の「涼宮ハルヒの憂鬱」など下記4タイトル以外にも、順次提供していきます。
<提供予定タイトル>
・GOSICK
・涼宮ハルヒの憂鬱
・源氏物語
・ぺらぶ! a cappella love!?

(3)両社のサービス・メディアを連携させた共同プロモーションの展開

「GREE」のモバイルソーシャルメディアと角川グループのリアルメディアとの連携、ソーシャルアプリと電子書籍コンテンツの連携による、新たな相互送客モデルを確立し、両社共同でプロモーションを展開していきます。

<プロモーション内容>

・リアル書店での書籍の商品オビや販促物に二次元コードを付記し、そこからアクセスすることでソーシャルアプリの限定アイテムを付与等

第一弾として、近日スタート予定のソーシャルアプリ「GOSICK」において、「BOOK☆WALKER」上の「GOSICK」原作を購入すると、そこでしか手に入らないアイテムがもらえるキャンペーンを3月中旬より展開いたします。 また、今冬公開予定の角川映画「源氏物語」、及び原作の書籍、そして「源氏物語」のソーシャルアプリを連携させたプロモーションを共同で展開いたします。

GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

以上

本件に関するお問い合わせ先

プレスリリーストップ

最新のプレスリリース