皆さん、はじめまして。このブログの編集を担当している山本です。ブログをスタートしてから3カ月がたちますが、ようやく初登場となりました。どうぞ、お見知りおきください。他に社内報の編集長もしており、広報の物書き担当として社内外のPR活動を行っています。
今日は、グリーで実施している「ハッカソン」というイベントについて紹介したいと思います。
ハッカソンは一般的にエンジニアたちが数日でプロダクトやソフトウェアを作り上げる開発イベントで、社内で実施したハッカソンでもさまざまな成果物が出ています(例えばJavaScriptを使って作曲するライブラリー「beeplay」が公開されています)。
先日、このブログで千葉大学教育学部と共同で実施させていただいた授業について紹介しましたが、ここでもハッカソンイベントを実施しました。
・グリーができること。「ゲーム×学び」をテーマに千葉大学と共同授業を実施しました
この授業の振り返りとして、社内のエンジニア、デザイナーに集まってもらい社内報用の座談会を実施しましたので、そのときの様子を紹介できればと思います。
誰かと協力してワクワクするものを作る
千葉大学との共同授業で特徴的だったことの一つが、グリー本社で2日間にわたって実施したハッカソンです。学生たちには、企画やデザインの担当として参加してもらいました。
開発を担当したグリーのエンジニア、デザイナーたちは、これまでにハッカソンに参加したことはあっても、学生に教える立場、学生の企画を形にするサポート役として参加するのは初めてです。それぞれに感想を聞いてみました。
エンジニアA:グリーができることを考えたとき、インターネットやその技術を使ったことができたというのが一番良かったんじゃないかと思ってます。
エンジニアB:ハッカソンは職場でこそポピュラーなイベントですけど、テクノロジーを専攻していない学生さんは存在すら知りません。でも、ハッカソンには「誰かと協力して何かを作る」っていう良き文化みたいな面があって、そこを理解してもらって楽しんでもらえたのはすごく良かったなと思います。
エンジニアC:普段はビジネスのシビアな世界にいるので、純粋に肩の力を抜いてワクワクするものが作れるっていうのが嬉しい機会でした。
デザイナー:私以外はエンジニアで、一人だけデザイナーとして参加しました。社内で関心を持っているデザイナーも少なくなかったのですが、学生の指導にハードルの高さを感じてしまったようです。私は大学で教員免許を取得していて、教えるのは好きなんです。「これだけやればうまくなる!」っていうのをみっちり教え込んで、すごい楽しかったなー。
エンジニアD:企画の段階では形になるか心配しているスタッフもいましたけど、私は最終的にうまくいってもいかなくても良い経験だったと思います。すべて含めて教育なんじゃないのって。難しく考える必要はなくて、純粋に「楽しめたかどうか」ってことを重視すればいいと思うんです。
今回のハッカソンでは、敬語を学ぶゲームや防災シミュレーションゲーム、社会人マナーを学ぶゲーム(ゲームタイトルが秀逸で「コビ太郎」)など、すべてのチームが実際に遊べるゲームを作り上げることができました。詳細はこちらのページでも公開していますので、ぜひご覧ください。
「すきなことしかしない」ものづくりを楽しむ
「ハッカソン=エンジニアのイベント」というイメージから、ハッカソンが技術力を競うもののように思えてしまうかもしれませんが、それはハッカソンのすべてではありません。例えば、グリー社内では「スシハッカソン」というオリジナルハッカソンを定期的に開催しています。
文字通り寿司も食べていたのですが、スシハッカソンの「スシ」は「寿司」ではなく、「すきなことしかしない」という精神に由来しています。
みんなで集まって、時には協力しながら好きなものを好きなように作り上げる。それがハッカソンの楽しみであり、魅力です。
スシハッカソンの様子。「ピザを食べる会」でもありません(※写真左はCTOの藤本)
グリーではスシハッカソンに限らず、さまざまなハッカソンを開催しています。今後も、エンジニアがワクワクしながら作ったサービスを紹介できればと思いますので、お楽しみに!
おまけ
スシハッカソンは2012年から開催していて、毎回オリジナルのステッカーを制作するのが恒例になっています。制作はその年に入社した新卒デザイナーが担当。スシハッカソンの「スシ」は「寿司」の意味ではないと説明しておきながら、「寿司」要素が前面に押し出されたデザインとなっております。
2012年入社の新卒が制作しました。よく見ると茶柱が
2013年入社の新卒が制作しました。この寿司は、、、食べられない
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