こんにちは。広報の入山です。今年のゴールデンウィークは皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。大卒の新入社員にとっては研修の合間のホット一息付ける時、または研修が終わり配属が決まって、さあこれからと改めて気を引き締めるときかもしれません。
ちょうど1ヶ月ほど前の4月はじめ、全事業部の前四半期の実績を振り返り、今期の方針を共有するための全社KickOff MTGが開催され、その中のコンテンツの一つである「新卒社員(前年4月入社)としてモデルとなる日々の行動を実践した社員」を表彰するBest New grad of the year(通称「新卒MVP」)の発表がされました。今回のブログでは、新卒MVPの受賞者や表彰される先輩社員を目の当たりにした新入社員の思いを中心にお伝えしてきます。
グリーは元々社員表彰制度を重視していて、各本部ごとに四半期に一度、全社で半期に1度のMVPの選出があり、グリーが大切にする5つのバリューを基準にして表彰しています。
当たり前の話ではありますが、新卒MVPを取れるチャンスは人生に一度だけ。学校を卒業後、新卒社員で入社したその年だけが対象になります。そして、表彰されるのは4月のはじめに開催されるKickOff MTG。そしてそこには自分たちと同じようにその年に入社した新入社員が目の前に並んでいます。
そんな新卒MVPに今年表彰されたのは2017年に入社したこちらの2人。獲得までのみちのりや思いについて聞きました。
坂本:Wright Flyer Studios事業本部 4月からアナザーエデンの担当。現在は海外版開発をリードし、エンジニアとして急成長「現状に甘んじない。さらに高い目標を目指す。」を体現したとして受賞。
吉井:モンプラのイベント担当、PC版プロジェクトのPMなどを歴任。常にどうすればいいかを考え続け、行動し結果を残した姿勢を「現状に甘んじない。さらに高い目標をめざす。」の体現として受賞。
新卒MVP受賞おめでとう!
坂本:ありがとうございます!
吉井:ありがとうございます!
1年前に新卒で入社したとき、最初のKickOff MTGで表彰される先輩を見てどう思いましたか?
吉井:受賞時のスピーチが堂々としており、純粋にかっこいいと思いました。自分も先輩のようにMVPをとりたいと思いました。
坂本:自分も来年同じ場所に絶対に立ちたいと思いました。
エンジニアの坂本くん。スピーチも様になってました。
1年後に自分が表彰されるために意識してきたことはなんですか?
吉井:担当業務でしっかり成果を出すことは当然ながら、プラスアルファで何ができるかというのは考えていました。同じ部に昨年MVPをとった先輩がいるのですが、メインのエンジニア業務に加え、企画も考えていたので、担当業務プラスアルファはMVPを獲るために必須だと考えていました。
坂本:MVPを獲るために意識していたわけではありませんが、当時のチームの方針として若手にさまざまな経験をさせるというものがあり、自分自身もどんどん経験を積みたかったので、とにかく色々なことがやりたいと言って仕事をさせてもらいました。
受賞を目指して工夫してきたことはありますか?
吉井:どんな仕事もNOと言わないことです。私に仕事を与えてくれる方は私に期待してくれているということです。それゆえにどんな些細な仕事でもどんなに忙しい時でもNOと言わずに仕事を引き受けていました。
坂本:手持ちのタスクでいっぱいいっぱいになってしまうと新しい仕事を任せてもらえないと思うので、そこは余裕でクリアしているように見せてようとしていました(余裕じゃなかったとしても)。また、特に最初の方の仕事は私のスキル等もチームメンバーは知らない状態なので、そこで周りからの私の評価や信頼が決まると考えており、がっかりされないよう意識はしていました。
MVPが獲れた理由は自分なりにどういうことを意識してきたからだと思いますか?
吉井:MVPが獲りたいという意思を表示するということと、担当業務以外にも積極的に取り組むことを意識してきたからだと思います。
坂本:上司にアピールしやすかったり、定量的に分かりやすく、且つインパクトのある案件など、MVPのエビデンスとなるような仕事ができるように意識はしました。また、配属当初からメンターやマネージャーとMVPを獲りたいという話をしていたので、そのための仕事の相談や、仕事の振り方を考えてもらえていたのも大きいと思います。
MVPを獲って意識は代わりましたか?
吉井:良くも悪くも注目をあびるようにはなったと思うので、プレッシャーは感じています。模範というにはおこがましいし、恐れ多いですが、今まで以上にそのような振る舞いをしなければならないというのは感じます。また私自身結果を出してのMVPというより、がむしゃらさや泥臭さが評価されてのMVPだと思いますので、結果も出さねばという意識がいっそう強くなりました。
モンプラの吉井くんも1年前にMVPを獲ると決意していたとのこと
坂本:周囲から新卒MVPを獲った人とみられることもあると思うので、なんで彼が獲れたんだろうと思われないよう仕事をしようという意識は少しあります。
今年入社した1年目の新卒にアドバイスするなら?
吉井:あまり偉そうなことは言えないのですが、私自身は何事もとにかくやってみるということが大切だと思います。効率化や業務の必要性の議論については、やってみて初めて分かることも多いので、まずは何事もやってみると良いと思います。
坂本:まず上司にMVPを獲りたいという相談をし、チームに周知してもらうといいと思います。また、これは完全に私の意見ではありますが、なんでもやりたいといって色々な仕事を経験させてもらうと良いと思います。
そんな先輩を最前列で見ていた新入社員にもアンケートを取ってみました。
新卒MVPを取得した先輩を見てどう思いましたが?
「社会人としてのスタートを華麗に決めた姿がかっこいいです!」「自分もあの舞台に立つと決めた。」「単純ですが、来年は自分が選ばれるんだ!と気合いが入りました」「1年後の自分はあんな風に雄大に、立派なスピーチができるほどに何かをやり遂げているのか。と少し焦った。」
かっこいい!という声が多かったことと、来年は自分もと気合いの入った声も多くありました。
自分が一番重要視したいグリーのバリューを教えてください。
ロジカル×クリエイティブ×スピード。 が45%で1位
常に前向きに挑戦する。成功するまでやり続ける。 が33%で2位
現状に甘んじない。さらに高い目標をめざす。 が17%で3位でした。
今回の受賞者は2人とも「現状に甘んじない。さらに高い目標をめざす。」だったので、意識するといいかもしれませんね。
グリー社員としての抱負を一言(一部抜粋)
「事業のインパクトを社会、そして世界へ広げていきます。」「ユーザにしろ社内の方にしろ、期待を超える製品を出して行きたい所存です。」「配属されたチームにちゃんと価値を返したい。」「既に大好きですが、もっとグリーを好きになれるように努力してまります。」「現状に甘んじず、常に挑戦する気持ちを持って頑張ります!」などなど、熱い思いを他にもたくさん寄せてくれました。
新卒MVPと他のMVPとの違い
新卒MVPと他のMVPとの大きな違いは、やはり1度しか獲るチャンスがないということではないでしょうか。新卒MVPの意義について過去の田中のコメントが印象的です。
「新卒社員ががんばればがんばるほど、良い意味でどんどん先輩社員にプレッシャーがかかっていく。2年目3年目、それ以上の社員の緊張感が高まって、先輩社員も負けじとがんばっていく。だから、新入社員の皆さんががんばることには意義があるんです。」
新卒MVPは獲れればもちろん嬉しいものですが、何より大事なのはそこを目指していくプロセスだったり気持ちだったりします。事業の出来不出来や部署によっては取りにくい部署もあるのもまた事実。しかし、社会人1年目にしっかりと仕事人としてすべきことを率先して学び、それを生かしていく力を身につけることができれば、その後の仕事がより楽しいものになっていくというもの。ぜひ、今年の新入社員の皆さんにもがんばってもらいたいと思いました。
この中から来年4月にMVPを獲得するのは誰か。今から楽しみです。
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