こんにちは、社会貢献チーム鈴木です。
グリー株式会社100%子会社で特例子会社認定を取得しているグリービジネスオペレーションズ株式会社(以下GBO)は、この度、総務省主催の「令和2年 テレワーク先駆者百選」に選出されました。
GBOでは、新型コロナウイルス感染予防対策のため、2020年4月より横浜オフィスの全社員にオンラインオフィス勤務(※オンラインを活用したリモート勤務)を導入しました。
障がい者雇用における導入でどのような配慮を行ったのか、評価されたその取組みをGBOの竹内さんに聞きました。
GBOならではの細やかな配慮
竹内:GBOでは、社員の障がい特性に合わせ、環境や制度においてさまざまな配慮を行っています。今回のオンラインオフィスの導入に際しては、1~2週間程の移行トライアル期間を設け、ネット環境やセキュリティ、ストレスなどさまざまな側面での問題を検証。社員のパフォーマンスを維持しながらオンラインオフィス勤務ができるよう、準備をおこないました。
なかでも重要な要素として、出社時と変わらずオンラインでも「いつでもつながる安心感」をつくること。ビデオ会議システムとビジネスチャットを導入し、これまで通り「カウンセリング」や「業務ミーティング」などの細かなコミュニケーションをとっています。
竹内:オンラインオフィス導入後は、通勤時やオフィスでの勤務におけるストレスが軽減された、等の意見がありました。感覚過敏などから生じるストレスや疲労があるため、オフィスではさまざま配慮を行っていますが、それでもぬぐいきれないストレス要因(オフィスの中で生じる物音や声、人の動きや視線など)が無くなったことは非常に大きいとの声がありました。
<導入した施策一覧>
■業務環境の構築
・全社員ノートパソコン貸与
・一部社員にはモニターや業務用スマートフォンの貸与
・リモートアクセス環境の整備
・グループ内ネットワークへの接続やオンライン打刻システムの導入
■自宅環境整備の支援を目的にオンラインオフィス支援金を支給
■コミュニケーション面でのフォロー
・オンライン会議システム・チャットシステムの導入
・これまでは各社員の障がい特性に配慮して導入していなかったチャットシステムを今回より導入
・部活の導入
・コミュニケーションを目的にe-sports部を創部し、活動開始
■その他支援
・e-learning実施
・情報セキュリティ研修やコンプライアンス研修などを全社員に実施
・フリーアドレス化
・感染防止策として、前後左右が空席になるよう配席することで、障がい特性への配慮も実現
--GBOがこれまで通り事業貢献できているのは、こういった細やかな配慮が裏側にあったからなのですね。
グリーグループでは、今後も社会の持続的かつ健全な発展のために、企業市民の一員としての責務を果たしていきます。
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