こんにちは。社会貢献チームの鈴木です。
グリーグループでは、お客さまに安心安全なサービスを提供するため、定期的にさまざまな社内研修を行っています。
今回はその中から、新入社員研修で行った「情報セキュリティ/法務知財コンプライアンス研修」、ゲームの企画・開発・運営等に携わるスタッフに向けた「審査研修」の様子をご紹介します。
社会人として必要な知識と心構えを学ぶ
新入社員は入社翌日から沢山の研修に参加しますが、そのひとつに「情報セキュリティ/法務知財コンプライアンス」研修があります。
従業員が守るべき情報セキュリティ、コンプライアンス、法令、社内ルールを学び、日々の業務において正しい行動、判断をおこなえるスキルを獲得することが目的です。
研修では具体例を挙げながら、たとえば、プライベートのSNSアカウントに顧客情報や業務上の秘密情報を投稿し炎上してしまったケースや、PCのウイルス感染による情報漏洩を引き起こしてしまったケースなどから、なぜ問題が起きてしまったのか、どうすべきであったのかを学んでいきます。
また、法令や社内ルールの理解、遵守のみならず、私生活においても、グリーグループの従業員であることを意識した振る舞いがおこなえるよう、必要な心構えを学んでいました。
受講した新入社員からは、以下のような感想が聞かれました。
新卒Aさん:情報漏洩が会社の信頼を失う具体例を聞き、印象的だった。グリーのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)にもある「人に社会に仕事に真面目」を心がけたい。
新卒Bさん:お客さまに安心安全なインターネットを提供するためにも、まずは自分自身が徹底し、今日学んだ内容の重要性を示していきたいと思った。
お客さまに安心してご利用頂けるサービス提供のために
続いて「審査研修」についてご紹介します。
グリーグループでは、お客さまに向けたサービスをリリースする前に、必ず法令やガイドラインに抵触していないかをチェックする「審査」を行っていますが、その審査業務を担当するApp Reviewチームが、3か月に1度、ゲームの企画・開発・運営等に携わるスタッフに向けた研修を実施しています。この研修では、審査業務の必要性や審査フロー、また景品表示法/資金決済法をはじめとした法令・ガイドラインの概要について、実際の事例をもとに学ぶことができます。
必要な知識の習得はもちろん、日々お客さまへの施策を検討しているスタッフがそのヒントを得られるよう、具体的な事例を多数取り上げ、業務にすぐに反映できる工夫がされています。取材した回には約60名のスタッフが参加、質疑応答では多くの質問が飛び交っていました。
研修を担当している社員より
三枝:審査研修を導入してから、数年が経過しましたが、研修を定期的に実施することで、全社的にコンプライアンス意識が根付いてきていると感じます。
研修における質疑応答を、発言形式ではなくチャット等で受け付けるなど、オンライン研修の利点を活かすことで積極的に研修にご参加いただけているのではないかと思います。
グリーグループでは今後もお客さまに安心安全な環境でサービスをご利用いただけるよう、取り組みを継続していきます。
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