【寄稿】住まいと暮らしのメディア「LIMIA」アプリ累計500万ダウンロード突破お祝いパーティーを開催しました

こんにちは。グリー広報の坂見です。
今回のブログでは、新しい試みとして事業に関わる社員がこれまでの取り組みや事業に対する思いを直接寄稿という形で綴ってもらう企画をお届けします。

第1回は住まいと暮らしのメディア「LIMIA」の500万ダウンロードを記念したお祝いパーティーをベースに、デザイナーの岡部さんに「LIMIA」の歴史やメンバーに対する思いを綴ってもらいました。

今回の寄稿者


岡部

岡部:リミア事業部メディア部 開発グループ シニアUI/UXデザイナー

2015年にグリーにキャリア入社以降、「LIMIA」の立ち上げから携わり、現在はUIデザイナーとしてディレクションなど幅広い業務を担当。

こんにちは。リミア事業部のデザイナー岡部です。

ちょうど1ヶ月ほど前の4月23日(月)に、グリーグループのリミア株式会社が運営する、住まいと暮らしのメディア「LIMIA」のアプリ累計500万ダウンロードのお祝いパーティーを開催しました。
そのパーティーの模様と、「LIMIA」の本日に至るまでの過程や私たちの思いを、皆さんにお伝えさせていただきます。

まず、皆さま「LIMIA」をご存知でしょうか?「LIMIA」は、2015年11月にリリースした、住まいと暮らしのコミュニティメディアです。メディアとコミュニティのハイブリッドサービスを目指して、日々運用・サービス改善をがんばっています。

おかげさまでユーザーさまからも好評を得て、昨年にはGoogle Play 「ベスト オブ 2017」アプリユーザー投票部門に入賞し、また、App Ape Award 2017のアプリ部門では、最高賞である「アプリオブザイヤー」を受賞することができました。

また、昨年9月には初のテレビCMを全国で放映したり、11月には同じく初のムック本を発売したり、広告成功事例の登壇依頼をFacebook社から受けたりなど、特に2017年は組織も大きくなる中、夢中で駆け抜けた1年となりました。

ここまで至るには、さまざまなチャレンジや困難がありました。
サービス立ち上げ当時は、ほとんどのメンバーがゲーム以外の新規事業を立ち上げた経験がなく、誰も正解を知らない状態から始まりました。また、ゲーム事業からの社内異動や外部からのキャリア採用でメンバーを募ったため、それぞれが「正しい」と思うやり方で進めることにより長い間チームメンバーの意思統一がなかなかできていませんでした。同じ夢やビジョンを持ちたいのに持てない苦しさに、次々と仲間たちのフラストレーションが溜まっていった時期もありました。
現状を打破すべく新しい機能やサービスを立ち上げるもののなかなかうまくいかず、心が折れそうになる時期もありました。

サービス立ち上げ前から担当している私の体感としては、そういったうまくいかない状況はありつつも、事業の課題を意識しつつ、夢中で日々挑戦し続けていたら、気づけば今の規模までサービスが成長してくれていた、という感覚です。ただひたすらにユーザーと製品に集中し、がむしゃらに前を向き続けた結果が、グリーバリューである「常に前向きに挑戦する。成功するまでやり続ける。」につながったのだと思います。

組織の雰囲気が変わったと感じたのは、去年春に開催した、最初のユーザーインタビューでした。
「LIMIA」のユーザーさまを呼んで、なぜ「LIMIA」を使ってくれているのか、普段どのような時間帯に、何を期待して「LIMIA」を見ているのかなど、たっぷり2日間に渡ってお聞きしました。
別室にインタビューの様子を中継し、サービス担当者にインタビューの様子を見ててもらい、聞きたいことがあればリアルタイムで連絡をもらって、私がその場で聞いたりもしました。
それまでぼんやりとみんなが思っていた「自分たちは正しいのか?」「誰に向けてサービスを作っているのか?」「どこを目指すのか?」の答え合わせができたような、そんな感覚でした。その日のうちにホワイトボードいっぱいにインタビューでの気づきを書き、みんなで整理して思いを熱く分かち合いました。「LIMIA」のことを大好きなユーザーさまと触れ合えたあの日の嬉しさ、自分たちの苦労が実っていたことを知れた幸せな気持ちは、きっとずっと忘れられないと思います。

その後、組織の雰囲気も変わっていき、アプリのMAUが100万を超えた頃から私たちの意識も変わっていきました。社外勉強会へ行くと、「LIMIA見てます」と声をかけてくれる人がいたり、友人も「LIMIAをダウンロードして時短レシピとか掃除術見て助かっているよ」と言ってくれるようになり、アプリのレビューにも、ユーザーさまからの嬉しいコメントが毎日たくさん届くようになりました。

そのような私の2年半に渡る思いも込めて、500万ダウンロードのお祝いパーティーでは「LIMIA」の歴史をスライドに起し、発表しました。
私と同時期に「LIMIA」に入社したメンバーも、その後に入社したメンバーも、みんな感慨深く見てくれていてとても嬉しかったです。


リミア株式会社代表の金子



何かを達成したときは、またこうしてみんなでお祝いしていけるようにこれからもがんばりたいと思いました。
ここまでたどり着けたことは嬉しいですが、まだまだ課題もたくさんあるので、気を引き締めてサービスとユーザーさまに向き合って行きます。



「LIMIA」のロゴ入りのカップケーキを作ってみんなで食べました



今回のパーティーの幹事チーム

グリーグループでは、「LIMIA」以外にも新規事業を立ち上げています。
どのサービスにも間違いなく言えるのは、サービスを生かすことができるのは、サービスの中にいる人たちだけということです。
「LIMIA」もまだまだこれからもたくさんの困難に直面していくと思いますが、その時何より大事なのはサービスと、組織への愛だと私は考えています。チームでものを作るのが好きな方、Webサービスが大好きな方にはやりがいを持って挑戦できる場所です。

またこのブログで、「LIMIA」の成長をお届けできるように頑張ります!

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