【新卒採用インタビュー】新しい世界観をつくり、ゲームの新たな価値を生み出したい。

“中学生時代に出会ったゲームの世界観に圧倒。”

今の自分に大きな影響を与えたのは、14歳の時に初めて遊んだ「FINAL FANTASY VII」。作中に登場する架空の都市「ミットガル」を歩いたとき、街の重厚感と世界観に圧倒されました。自分でもいつかこんな世界観をつくりたい、そう思い絵を描き続けました。当時は3Dのスキルがなかったので、レゴブロックやMinecraftでミッドガルで試行錯誤しながら再現したりもしていましたね(笑)。そのときのゲーム体験は、今の世界観づくりの基盤になっています。

大学時代にはオープンワールドのゲームをやるようになり、新しい世界観に次々と触れることに熱狂していました。美術大学の絵画科で版画を専攻していたので、ずっとものづくりを仕事にしようとは思っていましたが、漫画家になるか、芸術家になるのか、ゲームクリエイターになるのか、わからず長い間迷っていました。そんななか、コンセプトアーティストという世界観をつくることに特化した仕事を知り、コンセプトアーティストとしてオープンワールドのゲームのような広い世界のロケーションをたくさんつくっていけたらと考えるようになったのが、就職先としてゲーム業界を意識し始めたきっかけです。

“職種の幅に縛られない、望んだ働き方を。”

就職活動では、2D(コンセプトアート)や3D(モデリングやレベルデザイン)など、職種の幅に縛られず多角的に世界観を生みだせるアートの仕事をできる会社を探していました。グリー入社のきっかけとなったのは、GREE Campで現場の社員の方と話したこと。グリーにはUI、キャラ、背景と幅広く手掛けているアートさんがいると聞き、ここでなら自分の望んだ働き方ができるかもしれないと思いました。

実際、現在は新・消滅都市プロジェクト開発チームに属し、レベルデザイン、3Dモデリングを主に担当し、必要な時にはコンセプトアートを描いて世界観をつくるという働き方をさせてもらっています。
自分が夢中になっている世界観づくりが、そのまま仕事になっている感じですね。テストプレイで、つくったフィールドをプレイヤーが歩いているのを見ると「ちゃんとキャラクターが世界を歩いている!」と感動します。また、新・消滅都市プロジェクトのイメージムービーを発表した際、お客様の「えええっ!?」という驚きの声を生で聞けたときはとても嬉しかったですね。

“つくりたいと思ったら絶対に目を背けず、表現を追求すること。”

今のチームでは多くのベテラン社員の方と仕事をしているのですが、自身のモデリングやレベルデザインの業務に対して的確にアドバイスをしてもらえます。そうしたサポートをいただきつつ、より夢中を極めてアウトプットに貪欲になっていきたいと思っています。

大切にしているのは、つくりたいと思ったら絶対に目を背けず、表現を追求すること。5年後に責任をもってプロダクトをよりよいものに導けるクリエイター、そして10年後には信頼できる仲間と業界を一新するような世界観とグラフィックのゲームを発表したい。自分がつくった世界観をゲームの新しい価値として提供できたらと思っています。

株式会社WFS
グリーのクリエイターを結集して、2014年にテイクオフしたゲーム制作スタジオ。新しいゲーム体験を生み出すこと、多くの人に楽しんでもらえるものを作ること、クオリティに妥協せずに最高のゲームを生み出すことを3つの約束に、世界中の人に新しい驚きを届けるという夢に向かって挑戦している。

菊池 景伍
Wright Flyer事業本部所属。現在は新・消滅都市プロジェクト開発チームに属し、レベルデザイン、3Dモデリングを主に担当。大学時代は前半はゲームなどで遊び、後半は絵を描くことに専念。思いついたらすぐ手を動かす、長時間かかるような大きな制作物でも完成まで走り抜けることが強み。

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