年頭所感
グリー株式会社
新年、あけましておめでとうございます。謹んで新春のお祝いを申し上げます。
2019年、日本は令和という新しい時代を迎え、その記念すべき年に、私たちの創業事業であるSNS「GREE」およびグリー株式会社は15周年を迎えることができました。インターネット、ゲームという変化の激しい業界において、長期に渡ってサービスを提供し続けてこられたのは、ひとえにご利用いただいているお客さまおよびお取引いただいている関係者さまのおかげです。改めて感謝申し上げます。
今、グリーグループは事業の選択と集中を進め、ゲーム、広告・メディア、ライブエンターテインメントの3つの事業領域に注力しています。昨年はそれら3つの事業領域で提供しているサービスをご利用いただいているお客さまの声に耳を傾け、より良いサービスをお届けすることに集中した1年でした。
動画配信サイトの世界的な拡大に伴い、日本アニメの海外売上が初めて1兆円を超えました。日本の強みであるアニメがグローバルに拡大していく中で、私たちが提供しているゲームにおいても、その強みを生かして海外市場での展開を加速しています。「アナザーエデン 時空を超える猫」グローバル版、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?〜メモリア・フレーゼ〜」欧州版などを配信し、提供エリアを拡大した1年でした。いずれも実績は上がってきており、世界中で日本のアニメやゲームが受け入れられていることを嬉しく思うと共に、今後のグローバル展開についても期待しています。
スマートフォンだけでバーチャルライブ配信ができるアプリ「REALITY」を中心に展開するライブエンターテインメント事業では、数多くのライブ配信を実施したり、VTuberだけのコンピレーション・アルバムを提供したりするなど、VTuberの活動領域を広げてきた1年でした。アプリを使ったライブ配信を楽しむ方も増えてきており、「なりたい自分で、生きていく」というミッションの実現を目指し、引き続きサービスの改善や配信技術の向上に取り組んでいきます。
4つのメディアを運営する広告・メディア事業は、各メディアの施策を横展開しながらサービスの改善を続け、順調に利用者数を拡大しています。ナショナルクライアントなどからの引き合いも増えてきており、成長を日々実感する毎日です。新たな取り組みとしては、お出かけメディア「aumo」を運営するアウモ社と西日本新聞社が、地域社会の活性化を目的に地域情報オンラインメディアの運営で提携したり、3ミニッツ社が女性をエンパワーメントし、アパレル廃棄物ゼロを目指したD2Cプラットフォーム「mewen」を開始したりするなど、持続可能な社会を目指す新たな取り組みも始めました。
私たちは「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というミッションを掲げていますが、その道はまだまだ半ばです。1つのサービスや製品が当たり前のように使われるようになり、洗練したものになっていくには、10年20年の歳月が必要です。長く多くの方々に感動を与え、より豊かな生活を提供するためのサービスをつくっていくために、私たちは今後も挑戦し続けます。ご期待ください。
代表取締役会長兼社長
田中 良和
以上
本件に関するお問い合わせ先
- グリー株式会社 広報担当
- 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
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