グリー、投資総額40億円の「VTuberファンド」プロジェクトを開始

バーチャルYouTuber市場を資金面でも支援。第1号出資案件は3Dアバターライブ配信プラットフォームを提供するスタートアップに投資

グリー株式会社

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、今後さらなる市場拡大が期待されるバーチャルYouTuber市場向けの第2弾の事業として、国内を中心にバーチャルYouTuberに関連するクリエイターやスタートアップ企業を支援するための総額約40億円(※)の投資プロジェクト「VTuberファンド」を開始することをお知らせします。

「VTuberファンド」プロジェクトを開始するにあたり、第1弾としてスマートフォン等のカメラを通じて3Dアバターを使ってライブ配信する技術プラットフォーム 「Facemoji」 (https://facemoji.co/) を開発している、Omnipresence, Inc.(本社:米国ニューヨーク市、以下「Omnipresence」)にシード投資することを決定しました。Omnipresenceは米国Yahoo!出身の元プロゲーマーの創業者とAdobe出身の共同創業者により2017年3月に創業されたスタートアップ企業です。

Twitch等を利用したゲーム実況市場が海外で拡大するなか、3Dアバター実況に対する期待が高まっており、「Facemoji」はそのニーズを捉え成長しています。今後Omnipresenceは、更にAR/VRなど多方面で「Facemoji」を展開する事を目指しています。今回の出資を機に、日本国内におけるサービス開発での提携も検討していきます。

「VTuberファンド」では、市場拡大に最も重要なイラストレーター、声優などのクリエイターの方々を積極的に支援していきます。またクリエイターの方々への直接的な支援に加え、独自の収録・配信スタジオをバーチャルYouTuber向け専用スタジオとして提供したり、バーチャルYouTuberが所属するプロダクションなどへの出資をしたり、協業先企業などとのジョイントベンチャー設立などにも取り組んでいきます。

なお、「VTuberファンド」は投資を主とするプロジェクト名です。投資組合の組成や子会社設立を伴うものではありません。

バーチャルYouTuberとは

バーチャルYouTuberとは、声優やタレント、一般クリエイターなどがモーションキャプチャー技術を使って3Dアバターの「中の人」として演じて動画配信を始めたものです。YouTubeチャンネル登録者数が150万人を超えるなど、実物のタレントを超えるような人気のバーチャルYouTuberも誕生しており、2018年1月にはYouTuberチャンネル登録増加数ランキング上位10人のうち半数がバーチャルYouTuberになるなど、国内外で人気が急上昇しています。

※2018年4月5日(木)に発表した「ライブエンターテインメント事業への100億規模の投資」の内、約40億円を「VTuberファンド」プロジェクトで活用していきます。

GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

以上

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