世界のVRのトッププレイヤーが集結 ~Japan VR Summit 2をフォトレポート~

こんにちは、広報の石川です。
今回は、2016年11月16日(水)に開催したVRのイベント、「Japan VR Summit 2(JVRS2)」の模様をフォトレポートにて報告します。

「VR元年」と言われる2016年ですが、グリーでは「開発」「投資」「市場振興」の3本柱を軸に、VR事業に取り組んできました。今回のJVRS2は、「市場振興」のひとつとして5月に開催した「Japan VR Summit」(※)の2回目のイベントです。
※5月のJVRSの様子や、グリーのVR事業の取り組みについての詳細は、こちらをご覧ください。

メディア向け事前説明会、日本外国特派員協会(FCCJ)での「Can Japan Win @VR?」と題した説明会などの地道な広報活動を行った結果、多くの媒体で記事にしていただきましたので、ブログでは舞台裏中心にレポートしたいと思います。

ブース

他のVRイベントでの受賞作を含む計14ブースが出揃いました。
最新VR機器を使って最新のコンテンツが楽しめるとあり、休憩時間になるとブースエリアは大混雑。

実際にVRを体験できるブースもあります。

テレビカメラも入り、地上波でも放送されました!

メインステージ

メインステージでは、約550名の聴講者を前に、各界のキープレイヤーが集結した75分のディスカッションを5セッション行いました。

海外からのゲストもありセッションは日英中が混在するため、通訳レシーバーが必須です。

開会挨拶

田中良和(グリー株式会社/代表取締役会長兼社長)

Session Ⅰ「VRトッププレイヤーが描く2020年のビジョン」

▼モデレーター

 浜村 弘一(カドカワ株式会社/取締役 ファミ通グループ代表)

▼パネリスト

 Jason Holtman(Oculus/Head of Publishing)

 Joel Breton(HTC Vive/VP Global VR Content)

 高橋 泰生(ソニー・インタラクティブエンタテインメント/グローバル商品企画部 担当課長)

 Noah Falstein(Google, Inc./Chief Game Designer)

SessionⅡ「世界最大?中国VR市場のポテンシャル」

▼モデレーター

 田中 章雄(インフィニティ・ベンチャーズLLP/共同代表パートナー)

▼パネリスト

 Karen Zu(Beijing Pico Technology Co., Ltd./CMO)

 Jessie Wang(3Glasses/Founder & CEO)

 Zeng Xianzhong(BaoFeng Mojing/Vice President / Partner)

 Frederick(Shanghai Famiku Co.,Ltd./CEO)

SessionⅢ「先駆者から学ぶ〜VRアトラクション編〜」

▼モデレーター

 新 清士(Tokyo VR Startups株式会社/取締役)

▼パネリスト

 小山 順一朗(株式会社バンダイナムコエンターテインメント/AM事業部 エグゼクティブプロデューサー)

 田宮 幸春(株式会社バンダイナムコエンターテインメント/AM事業部 VR部VRコンテンツ開発課 マネージャー)

 中嶋 啓之(株式会社ユー・エス・ジェイ/コンテンツ開発室 室長)

 速水 和彦(株式会社セガ・ライブクリエイション/取締役 施設事業推進部 部長)

Session Ⅳ「VR/ARはゲーム/エンタメから各産業へ花開く」

▼モデレーター

 久保田 瞬(株式会社Mogura/代表取締役 / Mogura VR編集長)

▼パネリスト

 大前 広樹(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社/日本担当ディレクター)

 Tony Mugavero(Little Star Media, Inc./Founder, CEO)

 野村 達雄(Niantic Inc./ポケモンGOゲームディレクター)

 馬場 功淳(株式会社コロプラ/代表取締役社長)

Session Ⅴ「投資家が展望するVRの収益化」

▼モデレーター

 筒井 鉄平(GREE VR Capital, LLC/Managing Director)

▼パネリスト

 Kevin Zhang(Upfront Ventures/Principal)

 Tipatat Chennavasin(The VR Fund/General Partner)

 Toby Zhang(CRCM Venture Capital/Partner)

本当の舞台裏

パンフレット、パス等、来場者の方にお持ち帰りいただける資料を用意しました。

スタッフTシャツには、ご協力いただいた17社の協賛企業、14のメディアパートナーのロゴが入っています。

各セッション終了後に、報道関係者向けに15分ほどの囲み取材を行いました。とても15分では終われないほど多くの記者の方に取材いただきました。

実は、ディスプレイなどはハイエースをレンタルして自力で搬出入しました。力仕事も広報の仕事なのです。

朝9時の開場から夜21時半終了のレセプションまで、文字通り一日がかりのイベントでしたが、約550名の方に参加いただき、無事成功に終えることができました。

JVRS2のご来場者の方の属性をみると、約75%が意思決定者層、参加業種はIT・エンターテインメントが多いものの金融、教育などの業種の方もいらっしゃいました。日本のVR市場は北米や中国などに比べると出遅れていると言われていますが、日本においても注目市場であることを改めて実感しました。本イベントが日本のVR市場振興に貢献できていることを嬉しく思います。

スタッフだけではなく、ご来場者の方もお疲れ様でした!

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