何度失敗しても、成功するまで挑戦し続ける~Wright Flyer Studios設立3周年記念社内イベント「WFS Summit」を開催しました~

こんにちは、広報の山田です。
グリーのアプリ開発スタジオWright Flyer Studios(WFS)の設立3周年を記念し、社内イベント、「Wright Flyer Studios Summit」を開催しました。
このイベントは、WFSの3年間の軌跡を振り返り、これからの更なる飛躍に向けて結束を高める目的で、WFSのメンバーによって企画されたものです。
当日はトークセッションや、ゲームなどの催しが行われましたので、その様子をお届けします!

WFSを統括する荒木の乾杯で会がスタート!

WFSでは2017年上半期において、
1月に、「ららマジ
3月に、「武器よさらば
4月に、「アナザーエデン 時空を超える猫
6月に、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか〜メモリア・フレーゼ〜(ダンメモ)
と4本のスマートフォン向けゲームアプリを配信開始しています。
これらに加え、WFS第1弾タイトルで今年5月に3周年を迎えた「消滅都市2」、また、他社様より配信されているタイトルの開発・運営も行っており、計6本のゲームアプリを現在運営しています。
グリーはウェブブラウザ(*1)向けのゲームを開発・運営して来たので、WFSが設立された3年前はまだまだスマートフォン向けゲームアプリ(*2)に関しては手探りな状態。ウェブゲームとネイティブゲームでは、ゲームの遊び方やゲームを配信するための基盤も違うので、そこからこれだけの数のアプリを配信し、お客さまに継続的に楽しんでいただけるアプリを提供できるに至るまでは、悔しいこと・苦しいことの連続でした。
(*1)Google ChromeやInternet Explorerなどのインターネット上のウェブページを閲覧できるソフト
(*2)App StoreやGoogle Play™で配信し、それぞれの端末にインストールしてもらうもの

WFS設立から現在までの歴史をたどる1枚のパネル

トークセッションでは、プロデューサー・クリエイターより、「してやったりエピソード」から「泣きたくなるほど辛かったエピソード」まで、WFSがリリースラッシュを達成するまでの紆余曲折が語られました。

プロデューサートーク


左からモデレーターの楠森、プロデューサーの高、野澤、ディレクターの柳原

プロデューサーの高

高は、「今回の新作ゲームアプリを作る初期段階で一カ月かけて丁寧にプロトタイプを作ったことが今に生きている。」と言います。「その一カ月全力で作り上げたものをベースに、世界観に合っているかなどを考え、落とし込んでいった。その指針があったからこそブレずに進めることができた。」と話しました。


プロデューサーの野澤

この会社の中で一番多くのスマートフォン向けゲームアプリを立ち上げ、クローズした数も一番多いと思うと話す野澤。「立ち上げとクローズを繰り返すのは精神的ダメージがとても大きく、全力で頑張った人ほど壁にぶつかった時の痛みを知っていて、次新しいものを作る時ブレーキをかけたくなる。」しかし、今回野澤とともに新作ゲームアプリを立ち上げたディレクターの長野は、何度つぶされても毎回全速力で、壁にぶつかった時は誰よりも落ち込むけれど、また新作を始めるとすごい勢いで突き進んでいく、そんな彼と一緒に作りたかったと語りました。


ディレクターの柳原

辛かったことは、最初は人数が少なくて半年間プランナ一がたった一人だったことだと話す柳原。「みんなで一緒に何か作ることがおもしろいので、今はたくさん仲間が集って嬉しい。」とプロジェクト発足時の孤独との戦いを語る姿が印象的でした。

クリエイタートーク


左からモデレーターの下田、ディレクターの井上、長野、古屋

ディレクターの井上

以前担当していたゲームをクローズするとき、最後の一日にイベントを実施した井上。サービスが終了するその日までお客さまの期待に応え、良い意味で予想を裏切る運営を貫きました。


ディレクターの長野

野澤が相方に選んだ長野は、「自分が一人のユーザーとして見た時におもしろいと思うもの、やりたいと思うものを作りたい。」と言います。


ディレクターの古屋

大好きなRPGを開発できたことを喜ぶ古屋は、「制約をチャンスだと思う。システム側の要求をいかにゲームの世界観に落とし込んでいくかにとにかくこだわっている。すべての要素をシステマティックには作らないようにしている。」と話しました。



スタンプラリーやお絵かきコーナー、部対抗ゲーム、射的・VRコーナーなど、全部体験するには時間が足りないほどの充実したコンテンツ

WFS Summitのプロジェクトリーダー楠森。閉会後は楠森のもとに多くの社員が「良いイベントだった!」と直接伝えに来るほど満足度の高いイベントになりました

飛行機を発明したライト兄弟は、何度失敗しても、絶対に無理だと言われても、諦めず挑戦し続けた結果、人々の想像を超えるものを生み出しました。Wright Flyer Studiosもその名の由来の通り、ここまで3年間、繰り返し挑戦し、時に失敗をしながらも、また立ち上がって一歩一歩前に進み続けてきました。

その裏には、「好きだから」「作りたいから」というものづくりの精神とプロダクトへの愛に満ち溢れたプロデューサー、クリエイター、多くのスタッフがいました。

「常に前向きに挑戦する。成功するまでやり続ける。」というのはグリーの五つのバリューのうちの一つでもあります。そして、WFSの挑戦はまだまだ続きます。「現状に甘んじない。さらに高い目標をめざす。」と決意を新たに、社員が団結したWFS Summitでした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

本件に関するお問い合わせ先