グリーのネイティブシフトを支えたWright Flyer Studios。
WFSは2014年にスマートフォン向けアプリ開発スタジオとして設立され、今年で3年目を迎えました。
WFS採用サイトではものづくりにかける想いについて、全6回に渡り連載企画を実施しています。
第1回目は大型IPゲームの開発ディレクターの柳原が、「消滅都市」シリーズディレクターの下田とともに‟魂を込めてやりきること"について語りましたので、一部を紹介します。
※Social Game Infoに編集・執筆いただいた記事に編集を加え掲載しています。
柳原 陽太:2012年新卒入社。分析チームや海外チームを経てゲーム開発を担当することに。現在は開発ディレクターのチームとしてのまとめ役を担っている。また、10月より新設された第2スタジオの部長を務める。
下田 翔大:2012年入社。『消滅都市』の生みの親。シナリオや世界観の設定を始め、シリーズディレクターとしてIP展開やプロダクトのまとめ役を担っている。10月に新設された第3スタジオの部長を務める。
分析から始めた「消滅都市」のプロモーション戦略
下田:陽太君とは入社した時期が同じで、「消滅都市」を伸ばしていくフェーズに仕事をしたのが、最初の出会いでしたよね。
柳原:僕が「消滅都市」のチームに関わったのは初めてTVCMを放映することが決まっていた時期で、CMの効果を最大化させるためにはどうするべきかを考えるのが最初のミッションでした。
分析チームとして、まずは自分でゲームを遊んで数値と共に提案させていただいたのですが、当時のプロデューサーからは「消滅都市」がストアのトップに上り詰めるようなタイトルに育てていきたい」と言われていたので、その目標を達成するために、どういった規模感で実現可能かを踏まえ、CMを打った後にプレイヤーの皆さんに「消滅都市」がどのように定着するかを考えました。
下田:そうして出来上がったものは、分析から導き出した凄くロジカルな部分と、主観が絶妙に入り混じっていて、当時から陽太君のバランス感覚って、素敵だなと思っていました。数字分析からくるパラメータ調整だけではなく、序盤のシナリオや演出を自ら書きかえる資料があがってきたりして、びっくりしたのを覚えています。そういった感性はどうやって育ててきたのですか?
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