【新卒採用インタビュー】よいサービスを生みだすために、 作ることへの情熱を持ち続ける。

作ることが好き。だから、こだわる。

学生時代は、情報メディア科学を専攻。お風呂以外はずっと研究室にいたので、「警備員」と呼ばれていました。作ることがただただ好きなんです。だから、最後までこだわり続けます。

エンジニアは、いかによい設計・実装をするかが大事。だけど、僕が設計・実装よりも、よいサービスをいかに作るかを重視するのは、大学の教授の影響です。ソースコードは昔風だったけど、教授なのに学生よりも生産的にiOSのアプリを作っていました。学生から見ると、めちゃくちゃな人だったかもしれないけれど、作ること、教えることに対する情熱や行動を、僕は心から尊敬していました。

作り込むほど、アイデアは生まれる。

アウトプットにこだわり続ける。そうすると、自分で何でも作れるようになるし、作らないと気持ち悪くなります。例えば、モックを作るとき。プログラムだけを組んで、画像や演出は後から入れるのが普通。だけど、僕はモックの段階で仮の画像と演出必ず入れます。画像も自分で作ります。見た人は完成形をより正確にイメージできるし、何よりも自分がモックを作っているときに、いろいろなアイデアが生まれます。筐体(フレームを含めた外装)屋さんを探し、プロトタイプをダンボールで作ったりしてサービス専用の筐体を作ったこともあります。

東京の大きなIT企業の中で、グリーで働くエンジニアが一番楽しみながら何かを作っているように見えました。同じくアウトプットに強いこだわりを持って、僕が作ったものでダメなところはちゃんと指摘してくれるのはありがたいです。入社時から変わらない、エンジニアが楽しめる環境がグリーにはあります。

この仕事に全力。その先に道ができる。

現在は、VRやARのソフト開発とプロジェクトマネジメント的な仕事が半々。VR、ARのコンサルティングもしています。まだまだ発展途上の分野。機材や手法がたくさんあって増え続けているので、まずはそれらに精通すること、そしてクライアントの要望にあったやり方を選んで提案しています。

作る過程は苦しいことも多いけれど、最後まで作り切った達成感が僕を夢中にさせます。将来どうなるかわからないし、どうなりたいもありません。ただ、今と同じ情熱で何かを作っていられたらいいなと思います。そのときに全力で仕事をして、気づいたら自分のなりたかったキャリアになっている。それが、理想です。

XR事業開発
ゲームやCGなどの仮想空間と現実をミックスして可視化するITテクノロジー。VR/AR/MR技術を応用したサービスやソリューションを開発・提案するグリーの新規事業。エンターテインメントだけではなく、今後さまざまな分野で活用されるXR技術を実用化へ。企業やビジネス、教育などへの導入をサポートします。

渡邉 賢
開発本部所属。エンジニアとして新規事業のXRの開発・提案を担う。決めた進捗目標は頑張って必ず達成。最後までこだわって作りきることは、現在も変わらない信条。2013年新卒入社。情報科学研究科修了。

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