【CSRレポート】新人プロスポーツ選手がSNSで気をつけるべきこととは?-日本テニス協会で講演を行いました-

こんにちは、社会貢献チームの牛腸(ごちょう)です。

グリーで情報モラルの啓発講演を担当する小木曽が、プロテニス選手の皆さまを対象にした、SNS利用に関する講演を行いましたので、その様子を紹介します。

今回の講演は、11月3日、過去1年間に新規プロ登録を行ったテニス選手向けに、公益財団法人日本テニス協会が主催している教育研修プログラムの1つとして、2020東京オリンピック・パラリンピックのテニス競技会場となる有明テニスの森公園で実施されました。

前半のプログラムにおいて「スポーツ・インテグリティ(※)」や「プロ選手としての技術力・人間力・心構え」などを学んだ25名の選手達は、続いておこなわれた小木曽の講演にも、大変興味をもって臨んでくれました。

※スポーツに携わる一員として、法令順守はもとより、スポーツが本来持っている「人々を幸福にし、社会を善い 方向に導く力」の前提となる価値を守り、推進すること(日本テニス協会 テニス選手・指導者のためのeラーニング用テキストより)

講演の中では、SNSの良い点・注意したい点の両方をお伝えするとともに、プロのスポーツ選手は知名度も高く、一般人と比べ1つ1つの投稿が注目されていること、悪意をもってその投稿を見ている人々も多く存在していることを強調して伝え、またプロスポーツ選手の持つ力を悪用しようとする人間がいることもお伝えしました。どうすれば自分自身を危険に晒さずに済むのか、小木曽はすぐ実践できる対策として「SNSで発信する際には時系列を少しずらし、リアルタイムでの情報を発信しないこと」といったアドバイスをお伝え、その他にもさまざまな「コツ」を伝授しました。

また「インターネットで炎上を起こすために必要な人数は2人。投稿する人と、それを大勢の人に知らせる人」というメッセージとともに、インターネット上ではいとも簡単に炎上が起こってしまうことを話し、どうすれば炎上せずに、SNSを上手に使うことができるのかをお伝えしました。

炎上を避ける方法、気になった方はぜひ情報モラル動画「ティルと学ぶ 正しく怖がるインターネット」もご覧ください。

これからプロの世界で活躍していく選手の皆さんが、ファンとの交流の場でもあるSNSを、正しく楽しく利用するための一助となれば幸いです。

グリーは、今後もインターネットをより楽しく安全にご利用いただくために、全国各地で幅広い分野の方々に向け、情報モラル・インターネットリテラシー向上を目指した活動を積極的に続けてまいります。

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