商店街をPR!「aumo」と連携し、2020年の千葉大学共同授業がスタートしました。

-2020年度千葉大学共同授業レポート-

こんにちは、社会貢献チームの牛腸です。

グリーでは毎年CSR活動の一環として、千葉大学教育学部と共同で「教育の情報化」を担う教員の育成を目的とした授業をプロデュースしています。

今年もすでに10月から授業がスタート。誰もが気軽にバーチャルライブ配信できる「REALITY」を活用した授業づくりも3年目を迎え、今年は「地域コミュニティの活性化」がテーマです。学生たちのサポートで、小学生がアバター姿で商店街を活性化する・・・?!いったいどんな授業を展開していくのでしょうか。
今回は「大学生編」として、学生たちの企画立案の模様をお届けします。

大学生と「aumo」の出会い

今回の授業でご協力いただくのは、大学近くにある「ゆりの木商店街」です。
商店街の活性化にVTuberを活用するにはどうしたらよいのか、何を伝えればいいのか、具体的なイメージがつかめない大学生たち。

10月14日の授業では、お出かけメディア「aumo」を運営するグリーグループのアウモ株式会社からの講演を実施しました。「aumo」はその特性から、地域や店舗とも密接に関わることの多いメディアです。アウモで運営を担当している鈴木より「多くの人が知りたいと思っている情報を伝えるためのポイント」や「SEOとは?」という専門的な部分まで、メディアでの情報発信に関するノウハウをお伝えしました。学生からは「トレンドの情報はどこから入手しているのか。」、「載せる情報と載せない情報をどのように判断しているのか。」といった具体的な質問も出ました。

商店街に行ってみよう

10月中旬からは「REALITY」の動作やオンライン授業の準備を行う「技術班」、小学生への授業計画を練る「授業づくり班」、実際のコンテンツを世の中に伝える方法を考える「広報班」にわかれて作業を進めました。

「aumo」の記事を参考に、どのような文章と写真で伝えるのが良いか、「動画もあったほうがいいのでは?」など頭を悩ませます。

小学生に授業をする前に、大学生自身が商店街の方々の想いを知る必要があると考えた授業づくり班は、実際に商店街に出向きました。オンラインで大学とお店、そしてグリーの3方向をつなぎ、遠隔でのインタビューを実施。お店の方に様々なお話を伺うことができました。

オンラインでのコミュニケーションも活用しながら、講義や取材を通じて企画が定まってきた学生たち。いよいよ小学校での授業がスタートします。次回は、小学生がREALITYを使いどんな表現を行うのか、どんな作品が完成していくのかを「小学校編」としてお伝えする予定です。今回のブログであまり触れなかった「ゆりの木商店街」については、小学生たちがつくりあげた完成品にてご紹介できればと思います。お楽しみに!

アウモからのメッセージ
今回の取り組みでは、メディア運営とは別の手法で「aumo」の知識や技術が地域活性化に繋がり大変嬉しく思います。みなさんの作品の完成を楽しみにしています!

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