初めまして、広報の石田です。普段は広報室の管理業務やCSRを担当しています。
出身は広島で、最近はカープの勝ち負けに一喜一憂している毎日です。今年は快進撃のおかげで気分のよい日が多いのですが、急な“カープ女子”人気に若干、戸惑っています……。一過性のものでなく、これからもずっと“カープ女子”に応援してもらえるチームになってもらいたいと切に願います!
さて、今回の広報ブログはグリーが今年の4月からNPO法人CANVASと協力して実施している小学生向けのプログラミング教室「プログラミングラボinロッポンギ×GREE」について紹介します。
グリー × 教育 プロジェクト
同教室は、小学生にMIT Media Labが開発した子ども用プログラミング言語「Scratch」(スクラッチ)を使用してゲームを作ってもらうというもので、第1回を4月27日、第2回を5月25日、第3回を6月25日に開催しました。開催レポートはコーポレートサイトにもアップしていますので、ぜひご覧ください。次回は7月27日に開催予定で、申し込み受付中です。
- グリーは4月27日に開催されたNPO法人CANVAS主催の「プログラミングラボinロッポンギ×GREE」に協力しました(4月27日開催)
- グリーがNPO法人CANVAS主催の「プログラミングラボinロッポンギ×GREE」に協力しました(5月25日開催)
第2回からはグリー社員もボランティアとして参加し、子どもたちとコミュニケーションをとりながら、ゲーム作りのサポートしています。
小学生でもプログラマーになれる
「Scratch」は、スクリプトと呼ばれる日本語の文章(「**歩動かす」「**と**秒言う」「もし**なら**」「**を四捨五入」など)を並べることで、文章の通りにキャラクターを動かしたり、メッセージを表示させたりできる子ども向けのプログラミング言語です。
子ども向けと言ってもプログラミング言語であることに違いはなく、ボランティアとして参加したグリーのエンジニアが「僕らがいつも使っているプログラミングコードが分かりやすい文章になっているだけ。やっていることはプログラミングそのものだ……」とびっくりするほどです。
「Scratch」の公式サイト(日本語)ではウェブ上で操作できるプロジェクトが公開されていますので、ぜひ試してみてください。
教室では講師からの「こう動かすためには、Scratchをどのように組めばいいでしょうか?」という質問に、子どもたちが元気よく答えている姿が見られました。
ときには講師の予想を越える回答もあり、子どもたちの想像力の豊かさに驚かされる場面がたくさんあります。
私は毎回運営スタッフとして参加しているのですが、好奇心旺盛な子どもたちは、休憩時間に続々と私(というより、私のPC)を囲むように集まり、「何のお仕事しているの?」から、「それは何?」と仕事で使っている業務用ソフトにまで、いろいろと興味津々の様子で質問をします。
私からも「毎日どんなゲームをしているの?」と聞くと、「こんなゲームをやっている」とか、「こんなカードゲームが流行っている」など、いろいろなことを教えてくれました。中には小学校に入学した際に自分用のPCを買ってもらい「Scratch」を毎日2時間使ってプログラミングをしているというお子さんもいました。
未来をつくるプログラミング学習
プログラムは作った文章の通りに動くので、ロジックが通っていない文章では思い通りの結果になりません。
「こうすれば、こうなるはず」
「だってこれはこうだから……」
子どもたちは、どうすればPCの中のキャラクターが自分の思い通りに動き、思い通りの結果を出してくれるかを一生懸命考えながらプログラミングを行います。話を聞き、自分で考え……
「ああ、うまく動かない!」
「なんでだろう……」
「今度はこういうプログラムでやってみよう」
ちょっとずつ、ちょっとずつトライアンドエラーを繰り返します。
そして、ようやく思い通りにキャラクターが動き出します。
この教室に参加することで、今までできなかったことができるようになる。そんな子どもたちの姿を見ていると、あらためて自分で考えて、勇気を持って試してみる意義を考えさせられます。
社会人生活を何年やっていても、自分で手を動かしてトライアンドエラーをすることからしか学べないことはたくさんあるなと実感しています。そして、そういう経験がそれぞれの人となりを作っていくのだと思います。プログラミングを学べることだけでなく、楽しみながらゲーム作りをすることで、子どもたちもそういった経験を積み重ねてくれることもまた、この教室の素晴らしいところだと思っています。
プログラミングを学ぶことで、将来の可能性を広げることができます。同時に、この教室を通じてこれからの人生に重要な経験を積み重ねる機会も提供できるというのは、大変うれしいことです。=そして作ったものがどんなゲームであれ、自分の頭で考えて、自分が納得できるものであればいいなと思いました。
次回のプログラミング教室は7月27日(日)に実施予定です(申し込みはこちらから)。
本件に関するお問い合わせ先
- グリー株式会社 広報担当
- 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
- E-mail: jp-pr@gree.net
- URL: https://corp.gree.net/jp/ja/
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- Twitter: @GREE_pr_jp