エンジニアの私たちがグリーを選んだ理由

~中途入社者が語るグリーグループの姿~

年間約300万人と言われる転職者。よりよい労働条件や、自身のキャリアアップを目指して、多くの人が転職をする時代です。グリーグループにも転職で入社した社員が多くいますが、彼らの目から見たグリーグループの姿とはどのようなものなのでしょうか。ゲーム・アニメ事業3社で働く3人のエンジニアに聞きました。

奥村:株式会社WFS / 開発本部 / ゲーム開発部 / Client Engineering4 グループ / Engineering1 チーム リードエンジニア
2012年に中途入社。『ヘブンバーンズレッド』のメインプログラマーを経て、現在は新規プロダクトのメインプログラマーを担当。

菅澤:グリーエンターテインメント株式会社 / 開発本部 / エンジニア部 / エンジニア1グループ シニアマネージャー
2017年に中途入社。エンジニアマネージャーとして新規開発のエンジニアリング全般を担当。

高田:株式会社ポケラボ / ゲーム事業本部 / 結プロダクション事業部 / エンジニアグループ / シノアリス クライアント エンジニアチーム
2020年に中途入社。アソシエイトマネージャーとして、シノアリスのエンジニアのタスクマネジメントなどを担当。

それぞれの「グリーグループにたどり着いた理由」

ーー今の仕事内容について教えてください。



菅澤:グリーエンターテインメント株式会社でエンジニアマネージャーをしています。新規のゲームの開発や、ゲーム運営のマネージャーなどを担当しています。



高田:私は株式会社ポケラボに所属しており、シノアリスのエンジニアチームでアソシエイトマネージャーをしています。エンジニアのマネジメント補佐やタスク調整、アサインなどの他、ゲームの実装を担当しています。



奥村:私は株式会社WFSに所属し、Wright Flyer Studios(ライトフライヤースタジオ)でゲーム開発をしています。ヘブンバーンズレッドのメインプログラマーを経て、現在は新規開発にも携わっています。

ーー以前の仕事と、転職を考えた理由を教えてください。



奥村:前職もゲーム会社に勤めていて、ネットワーク系のゲームを担当していたのですが、自身のライフスタイルの変化に伴い、「どういった環境で働いて、どういったゲームをつくりたいのか」を改めて考えたのがきっかけです。



高田:私の前職もゲーム会社でした。前職は女性が多く国際色も豊かで楽しかったのですが、自分のキャリアやスキルアップを考えたことが転職のきっかけです。もっと新しい技術やアーキテクチャに触れながらスキルを磨いていきたいと感じ、自社開発エンジンなどをやっている会社を探しました。



菅澤:以前はBtoB専門のシステム開発を行っていました。さまざまな会社が使う独自のシステムを受託で作っていたのですが、BtoBだと使ってくれる人が限られてしまいます。そこで、もっとたくさんの人に使ってもらえるシステムをつくってみたいと思ったのがきっかけです。

ーーさまざまな会社がある中、グリーグループにエントリーしてみようと思ったのはなぜですか?



奥村:まずグリーグループの福利厚生が新しいライフスタイルに合っていると感じました。さらに同じ会社で働いていた人が立て続けにグリーグループに転職したのをきっかけに、ますます興味を持っていって、前職での仕事が一段落したときに入社を決断しました。



高田:同時期に成長してきた会社の中でも、グリーグループはとても堅実な印象がありました。それから、講習会などでポケラボの社員の方と会う機会もあり、そこでいい印象を受けたのも理由の1つです。自分のスキルを広げられる会社という意味で考えると、ポケラボがぴったりだと思いました。実際にポケラボで働いてみると自分が思っていた以上にゲームの内容に裁量権を持たせて色々チャレンジの機会を与えてくださり、自分のやりたかったことができているので入社して本当に良かったなと思っています。



菅澤:私の場合、実はグリーグループは最初候補に入っていなかったんですよね(笑)。でも、転職エージェントを介して調べていた際に、前に同じ会社だった方もグリーグループで働いていると知り、興味を持ちました。その後、その方と話す機会があり、いろいろ話を伺いました。その時に、それまで自分がやってきたBtoBの仕事でも、未経験のゲーム会社の仕事でも、大切にしている部分は同じだなと感じて。それでエントリーしてみようと思いました。


ーー転職活動中に印象に残ったエピソードはありますか?



菅澤:採用試験は手づくり感があってよかったですね。面接官の方が手書きの紙を持ってきて「こういうことをしたいとしたら、データベースはどうしたらいいと思う?」と聞かれ、ホワイトボードでプレゼンしました。面白かったです。



奥村:私も説明をホワイトボードで求められました! 面接が、回を重ねるごとにラフになってきたのが面白かったです(笑)。最後の役員面接ではとても話しやすい方でした。会社のトップの人に威圧感がなく話しやすいというのは、風通しも良さそうで好印象でしたね。



高田:私が転職活動をする中で、ポケラボだけが面接官として前田社長が出て来てくれました。それから、内定をもらったときにポケラボの今の上司になる人とのオファー面談があったのも印象的でしたね。他の会社からも内定をもらって悩んでいたのですが、ポケラボはわざわざ面談の時間を取ってくれて、他社選考で不安なことも相談に乗っていただけて、じっくり相談できたので、最終的にポケラボに決めました。

グリーグループは「ゲーム会社らしさ」が強い!? グリーグループに入ってからのギャップ

ーー入社後、これまでのグリーグループに対するイメージとの間にギャップはありましたか?



奥村:私はむしろ、入社後に「ゲーム会社っぽくないな」と感じたんです。でも、Wright Flyer Studiosに参画した後に、どんどんゲーム会社っぽくなってきたと感じています。こだわりの強い職人肌の人がとても多いんです。社内でのエンジニアの力が強く、互いにリスペクトしあえる環境もあるので、意見を伝えやすい部分も「ゲーム会社らしさ」を感じる理由かな。



菅澤:違う業界からの転職でしたが、求められるスキルも含めてギャップはあまりなかったです。ただ、社内のみんながプライベートでもいろんなゲームをしているので、その話をするのが面白いですね。



高田:実は私、転職してよかったと思えるようになったのは、転職してからしばらく経ってからなんです…(笑)。コロナ禍での入社だったので、最初からリモートワークだったのはちょっとだけ大変でした。入社したての頃は、人も仕事も分からないので不安でいっぱいでしたね。

ーーそこからどういうきっかけがあってお仕事が楽しめるようになりましたか?



高田:リモートワークではありましたが、社内のチャットやZoomなどを通じてメンバーの名前と顔が一致するのと同時に、自分が関わっているプロジェクトのコード理解が進んできて、だんだんと仕事が面白くなっていきました。その頃から、任される仕事の規模も大きくなっていくのと同時に面白さが加速していって、「今が一番楽しい」という状態がずっと続いているという感じです。元々マネージャーをやりたいと思ってたのですが、今はそこに近い仕事を任せてもらえるようになっているのも、入ってよかったと思えるポイントです。


働く人の「やりたい」に応えてくれる会社

ーー転職前に「やりたい」と思っていたことは、今できていますか?



奥村:「ゲームをつくるプログラマー」になれました。もちろん大変なこともいろいろありますが、今の生活に合った働き方ができているのもあって、毎日とても充実しています。会社を代表する人気作品のプロジェクトを成功に導くこともできました。今は優秀な後輩たちが人数の増えたプロジェクトを頼もしく率いてくれていますし、それが節目を迎えた際は、私も心からうれしかったですね。



菅澤:コミュニケーションの風通しが良くて、チーム内で切磋琢磨し合える。そんな「強いチームをつくりたい」という目標が私にはあるんです。今の自分は、人の動きなどにも関与できる立場になっているし、チームで成果を出せてきているので、「強いチーム」を目指しながらとても楽しく働いています。

ーーグリーグループに入社して、今その目標を実現しようとしているんですね。



菅澤:そうです!あと、実は幼稚園の頃の夢に「ゲームクリエイター」って書いていたんですよ。成長するにつれ忘れてしまっていた夢ですが、いつの間にか自分がそういう立場になれたと気づいたときとてもうれしかったです。

ーー中途採用者でも活躍できるポイントを教えてください。



奥村:Wright Flyer Studiosでは今「ゲーム屋さん」っぽいこだわりのある人が重宝されると思います。リモートも多いので、コミュニケーションをとるのが好きな人に向いていると思います。喋るのが得意じゃなくても、話を聞けるとか人と関わる事が好きな人などの素質がある人が活躍しやすいのではないでしょうか。



菅澤:最初は任された仕事に専念していますが、段々と物足りなくなってくるんですよね。そういうときに上司に「その仕事ください」などと交渉すると、だいたい任せてもらえる環境があるなと思います。



奥村:そうそう、私も手の早いほうだったので、どんどん仕事をもらっていました。何となく気になる仕事に対して、自分から言い出して任せてもらったり。グリーグループには、仕事をやらせてくれと言う人にはどんどん仕事をくれる文化がありますね。



高田:CEDECなどの登壇機会も、希望すれば挑戦できる環境があり社内でフォローもしてくれますね。他の会社では、ごく少数の選ばれた人しか登壇させてもらえないこともあるようですが、ポケラボにはそういった環境があります。私はそういう場所で経験を積みたい、苦労は買ってでもして成長したいと思っています。



奥村:登壇したいよね! 資料づくりとかは大変だけど、目立ちたい(笑)。どんどん外部に発信できる環境があるのは、グリーグループで働く良さの一つですね。

Visionを体現した人材になり、グループで活躍していく

ーー今後のキャリアプランについて教えてください。



高田:私の目標は明確で、マネジメントを極めたいと考えています。先ほどお話で出てきたような「強いチームをつくる」というのは、実現できたら凄くかっこいいと思うので、それに向かって頑張っていきたいなと思います。

ーーグリーグループのVision(行動規範)にも、「一流の仲間を集め一流のチームを作る」というのがありますね。



奥村:私も高田さんの想いにすごく共感します。私も「強いチーム」をつくりたいですね。チームのメンバーに対して「正しくなくてもいいから強くあれ」と伝えています。

ーー強いチームとはどんなチームでしょうか?



高田:風通しがよくて情報伝達がスムーズなチームだと思っています。私は学生のときもチームでゲームをつくっていたのですが、ゲームづくりって少人数で制作していてもいろいろな問題が起こってしまいがちなんですよね。その時に、チームメンバーが実装しやすい環境や働きやすい組織をつくりたいと思ったんです。それが、私がマネジメントに興味を持ったきっかけでもあります。



菅澤:僕にとって「強いチーム」とは「自分がいなくても成り立つチーム」だと思っています。何か問題があったときに、自分たちで問題を解決できるチーム。最終的な決定権はプロデューサーにあったとしても、それまでの間に自分たちでいろいろとやれるチームです。そうでないと、プロデューサーのワンマンチームになってしまい、ゲームの面白さがその人一人に依存してしまうことになります。ですから、例えばチームが35人なら35人の力の結晶としてゲームがあるのが「強いチーム」だと考えています。



奥村:私はチームのみんなが有機的に動けるチームだと考えています。「jazzy」と表現する上司もいますね。音楽のジャズで、アドリブで合わせていく感じです。

ーー最後に、転職を考えてる方へ一言メッセージをお願いします!



奥村:WFS(Wright Flyer Studios)は、ゲーム屋さんのゲーム会社です。経験、未経験関わらず、ゲームをつくりたいという強い想いのある人に選択肢に入れてほしいです。



菅澤:グリーエンターテインメントは今までは運営寄りの会社でした。しかし、これから新規開発をどんどんやっていく予定です。経験者の方はもちろん、これからゲーム業界に挑戦してみたいという方も大歓迎です!



高田:ポケラボは現在3D開発に挑戦しながら、ファンの期待を超えるゲームづくりに向き合っています。これからのポケラボを一緒に創っていきたいと思える方にぜひ来てほしいです!

ーーみなさん、ありがとうございました!