グリーが「横浜インターナショナルオープンデータデイ」に参加しました

グリー株式会社(以下「グリー」)は、2014年2月22日に、神奈川県横浜市で開催された「横浜インターナショナルオープンデータデイ」へ参加し、ユースワークショップへの登壇とハッカソンイベントの審査員をしました。

「インターナショナル・オープンデータデイ」とは、世界中の国や都市で推進されるオープンデータへの取り組みをさらに発展させるために2月22日に世界中で一斉に開催されたオープンデータの普及イベントです。横浜市では2020年の東京五輪に向けて都市発展戦略を考える「アイデアソン」、オープンデータを活用し、子育てや防災などの社会的課題を解決するためのアプリを作成する「ハッカソン」、社会課題を解決するためのアイデア創出を目的とした「ユースワークショップ」などが行われました。グリーからは、執行役員の岸田や、Web Game事業統括本部より石野と屋島が参加し、ユースワークショップの実施やハッカソンの審査員を担当しました。

「ユースワークショップ」では、岸田よりゲーム企画の視点から考える、新しいアイデアのつくり方について講演を行いました。その後、横浜サイエンスフロンティア高校、聖光学院、岩崎学園情報科学専門学校の生徒の皆さんと一緒に、複数のアイデアを組み合わせることで新しいアイデアをつくるワークショップを行いました。3校の生徒混成のグループのディスカッションでは、それぞれの持つ知識と考えを積極的に出し合い、活発な議論が行われていました。参加した生徒の皆さんからは、「他校との交流を経て様々な考え方に触れられた」、「アイデアの生み出し方と広げ方について学べた」などの感想をいただきました。

一方「ハッカソン」では、子育て、防災、観光などをテーマに、「横浜市のオープンデータ」を活用したアプリの企画、開発、発表が行われました。グリー賞には「Green Vision」と名付けられた、ユーザが投稿した写真を自動的に緑視率測定しオープンデータ化するアプリが選ばれました。開発したチームには、審査員を務めた屋島からクリノッペのぬいぐるみを贈呈しました。

グリーでは、今後とも、地方自治体や地域のNPOが開催するインターネット関連のイベントに積極的に協力し、地域社会や地域産業への発展および人材育成に貢献していきます。