神奈川県の栄光学園高等学校で生徒の皆さんを対象とした情報モラル啓発アプリ授業を行いました

グリー株式会社(以下「グリー」)は、2016年6月9日に、栄光学園高等学校2年生、全4クラスを対象に、アプリ『魂の交渉屋とボクの物語 – Soul Negotiator -』(たまボク)を活用した情報モラルの授業を行いました。

『魂の交渉屋とボクの物語 - Soul Negotiator -』(たまボク)は、青少年が情報モラルを自ら学べる環境構築を目的として、千葉大学教育学部 藤川大祐教授の監修のもと、2015年9月にリリースしました。

『たまボク』には、インターネットの利用に関するさまざまな問題を題材にしたストーリーがありますが、今回の授業は全クラスで「長時間利用」のストーリーを体験しました。「長時間利用」のストーリーとは、スマートフォンなどでインターネットやゲームを長時間使用することから起こる問題について考えられる内容です。身近で具体的なストーリー展開に、生徒たちは自分たちの普段のスマートフォンの使い方と重ねながら取り組みました。

『たまボク』では、選んだ選択肢によってエンディングが3パターン用意されています。生徒たちはグループに分かれ、全てのエンディングを導き出そうと、グループで何度も繰り返しプレイしていました。同じストーリーでも何度も繰り返しプレイすることで、自身で考え意図した結末を導き出す判断力を身につけたり、情報モラルについて深く理解したりすることができます。アプリの選択場面では、スマートフォンやインターネットを使う際の正しい振る舞いについて、各グループで白熱した議論を繰り広げながら進めていました。

授業の最後に記入したワークシートには、「ストーリーの登場人物が自分と重なり、客観的に省みることができた」「情報モラルについてはわかっていたつもりだったが、より実感が湧いた」などの意見があり、インターネットとの付き合い方について、それぞれが振り返り、考える機会となったようでした。

現在、『たまボク』紹介ページでは、アプリを利用した情報モラルの授業を簡単に行っていただくことができる、無料の指導ガイドを用意しています。授業の準備から、ストーリーごとの詳しい解説、学習の狙いも収録しています。授業のまとめに使いやすいワークシートも用意していますのでぜひご覧ください。

グリーは、今後もインターネットをより楽しく安全にご利用いただくために、全国各地で、情報モラル・インターネットリテラシー向上を目指した活動を積極的に行い、ICT利用啓発につなげるための企業責任を果たしていきます。

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