こんにちは、広報の石川です。
今回は、グリーと千葉大学教育学部との共同授業について報告します。
今年で4回目となりますが、毎年パワーアップしているこの取り組み。といっても初めてご覧いただく方も多いと思うので、まずは取り組みについて簡単に説明したいと思います。
※昨年までの様子は、コーポレートサイト、過去の広報ブログにもまとめています。
「教育×IT」という言葉をよく耳にしますが、実際の教育現場においては、さまざまな理由からIT化がまだ浸透していない部分が多く、課題があると言われています。IT化を進める解決策の一つとしてグリーと千葉大学では、将来的に「教育の情報化」を担う教員を養成することを目指して「小学生が協働学習できる学習ゲームの開発」をする共同授業を実施しています。
この授業では、通常の講義のほかに、どんなゲームを作るか検討する「アイデアソン」(※1)、実際にゲームのイメージを作る「ハッカソン」(※2)、ハッカソンで作ったゲームを小学生に体験してもらう「実証研究」がカリキュラムに組み込まれており、盛りだくさんな授業構成となっています。
今回のブログでは、まずは10月に開催したアイデアソンについてレポートしたいと思います。
注)※1 アイデアソンとは、「アイデア(idea)」と「マラソン(marathon)」を組み合わせた造語で、特定のテーマについてディスカッションを通じてアイデアを出しあう開発イベントの一種です。
※2 ハッカソンとは、「ハック(hack)」と「マラソン(marathon)」を組み合わせた造語で、エンジニアなどが短期間で技術を競い合う開発イベントの一種です。
10月23日(土)、千葉大学の大学生20名程と、数名のグリーとグループ会社のポケラボのエンジニアがグリーの会議室に集まり、「ハッカソンで何を作るか」をチームで決めることをゴールに、一日がかりのアイデアソンを行いました。
今回作る学習ゲームのテーマは「能力差があるチームにおける協働学習を促す社会科・家庭科のアプリ」。どういったゲームを作るのか、先生のガイダンスのもと、講義、ブレイン・ライティング、アイデアスケッチ、発表会の流れで授業を行います。発表会での審査基準は、協調性、新規性、実用性、ゲーム性、教育効果の5つで、千葉大学および千葉大学教育学部附属小学校の先生、弊社の役員が審査をします。
ということで、まずはワークシートと先生のガイダンスに従って、ブレイン・ライティングを進め
グループワークを通じてアイデアをまとめます。
この日は、2月(予定)に実証研究を行う予定の千葉大学教育学部附属小学校の先生にも参加していただき、小学生の視点についても教えてもらいました。
発表会では全員の前でグループごとにまとめたアイデアについてプレゼンします。
もちろん審査員も真剣です。
丸一日、頭をフル回転させた学生たちは相当疲れたはず。にもかかわらず、参加者の表情は達成感で満ちていました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
第2弾、ハッカソンについてもこちらからご覧ください!
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