GREE(グリー)の始まり
グリー創業者の田中良和は2003年の26歳の時に、新しいアイデアをサービスとして生み出すため、独力でSNS「GREE」を開発しました。その後利用者の急増に伴い「GREE」は個人が独力で運営することが困難な規模になっていきました。そうした中、田中はサービスの継続を強く望む利用者からの声を受け、さらに多くの人に利用してもらうサービスを目指すため、2004年12月にグリー株式会社を設立し、今に至ります。
こうした「新しいサービスを生み出したい」「もっと多くの人に使ってもらいたい」という強い気持ちと、それを実現するために諦めず挑戦し続けてきた行動が、GREEの始まりには強く刻まれています。
GREEの由来
GREEは、6次の隔たりを意味する「Six De“gree”s of Separation」という仮説から名付けられました。「人は、自分の知り合いを6人以上たどっていくと、世界中の人とつながりを持っている」というこの概念は、1967年に心理学者のスタンレー・ミルグラム(Stanley Milgram)が実際のソーシャルネットワークの平均最短距離を調査するために米国で実施したスモールワールド実験(Small World Experiment)以降、広く知られるようになりました。
GREEという名前には、ネットワークやコミュニケーションに代表されるインターネットの「面白さ・便利さ・楽しさ」を新しく生み出していく存在でありたい、というメッセージが込められています。
沿革
2004年
2月
田中良和が個人サイトとして「GREE」アルファ版を公開
12月
「GREE」の運営を目的としたグリー株式会社を設立
2005年
6月
世界初のフィーチャーフォン版SNSの提供開始
2006年
7月
KDDIと資本業務提携を締結
2007年
5月
世界で初めてのモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」を公開
2008年
12月
東京証券取引所マザーズに上場
2009年
12月
デロイト「日本テクノロジー Fast50」で成長率が2年連続国内1位
2010年
6月
東京証券取引所市場第一部に上場
2011年
1月
GREE International, Inc.(北米子会社)設立
9月
東京ゲームショウ2011に最大級のブース規模で初出展
11月
ベンチャーキャピタルファンドを運用するグリーベンチャーズ株式会社を設立(現 STRIVE株式会社)
2012年
5月
グリービジネスオペレーションズ株式会社(特例子会社)を設立
6月
世界最大のゲームショウ「E3 2012」に初出展
10月
モバイルソーシャルゲームを企画・開発・運営する株式会社ポケラボを子会社化
2013年
11月
インターネット広告事業を行うGlossom株式会社を設立
2014年
2月
ゲーム開発スタジオ株式会社Wright Flyer Studios(現 株式会社WFS)を設立
2015年
10月
ゲーム運営事業を展開するファンプレックス株式会社を設立
2016年
4月
北米スタートアップ企業に投資するGVR Fund, LP(現 GFR Fund, LP)を設立
4月
カスタマーサポート事業を展開する株式会社ExPlayを設立
5月
日本国内最大級のVRカンファレンス「Japan VR Summit(JVRS)」を開催
8月
IT業界で初めて「スマート招集」を導入
2017年
2月
ファッション動画マガジン「MINE BY 3M」などを運営する株式会社3ミニッツを子会社化
2018年
3月
おでかけメディア「aumo」を運営するアウモ株式会社を設立
3月
DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)を手がけるクオント株式会社を子会社化
4月
ライブエンターテインメント事業を運営する株式会社Wright Flyer Live Entertainment(現 REALITY株式会社)を設立
8月
Wright Flyer Live Entertainment(現 REALITY株式会社)、世界初のVTuber専用ライブ配信プラットフォーム「REALITY」提供開始
2019年
1月
「ARINE」や「WOOZ」などを運営するグリーライフスタイル株式会社を設立
2020年
3月
ベンチャーキャピタル事業を行うグリーベンチャーズ株式会社を設立
9月
監査等委員会設置会社へ移行
2021年
7月
ファンプレックス株式会社をグリーエンターテインメント株式会社に社名変更
7月
ベンチャーキャピタルへの投資事業を展開するGREE LP Fundを設立
8月
REALITY株式会社のライブエンターテインメント事業を再定義し、メタバース事業に参入
2022年
3月
本社および一部グループ会社が六本木ヒルズゲートタワーへ移転
6月
DX事業に参入
7月
マンガ事業を展開するDADAN株式会社を設立
7月
Web3事業を展開するBLRD PTE. LTD.を設立
9月
Web3事業に参入
2023年
1月
VTuber事業を展開するREALITY Studios株式会社を設立