グリーとアドアーズ、オリジナルVRアトラクションの開発およびVR常設型専門店舗の開設で業務提携

グリーとHTCによるVR業務連携第一弾

グリー株式会社
アドアーズ株式会社

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)と首都圏を中心に総合エンターテインメント事業を展開するアドアーズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 上原聖司、以下「アドアーズ」)は、VR市場における新たなエンターテインメントの提供に向け、オリジナルのVRゲームアトラクションの開発および、VR専門のアミューズメント施設の開設において業務提携(以下、「本件業務提携」)に合意しましたのでお知らせいたします。

  • アドアーズ株式会社 取締役 石井 学(左)とグリー株式会社 取締役 執行役員 荒木 英士(右)

2016年は「VR元年」と報じられているとおり、さまざまなメーカーよりVR(※)関連機器の発売やVR関連サービスが次々と発表されており、アミューズメント市場だけでなく、個人消費者を巻き込み、日本全国において大きな盛り上がりを見せております。

アドアーズが、このような時流において、新たな集客の手段としてVR関連技術を活用した新しいサービスやエンターテインメントの開発を模索している中、2015年11月に「GREE VR Studio」を立ち上げるなど、VRにおける自社開発体制を強化し、ノウハウの蓄積を積極的に行っていたグリーと、VR関連技術の発展とVR市場の拡大という大きなビジョンを共有したことで、本件業務提携を行うに至りました。

本件業務提携は中長期的な事業展開を想定しておりますが、第一弾として2016年度内を目処に、アドアーズが渋谷で運営する店舗の一部フロアを改装し、これまでになかったVRアトラクション常設型のVR専門アミューズメント施設を開設いたします。
このVR専門アミューズメント施設においては、アドアーズが施設の企画開発および店舗オペレーションを行い、グリーが同店オリジナルのVRアトラクションゲームの開発を担います。なお、本件は2016年3月10日に発表したグリーとHTC社によるVR事業における業務連携による初めての案件として、本アミューズメント施設において「VIVE」を導入予定です。

渋谷という、人々の流行に身近な立地に常設型のVR専門店舗を開設することで、これまで国内では一時的な「体験」という形でしか提供されてこなかったVR体験を、誰でも気軽に接して楽しむことができる「遊び」へと昇華させていきたいと考えております。スマートフォンの登場により、人々の生活スタイルや消費動向が大きく変わったように、VRもスマートフォンと同等、或いはそれ以上の変革をもたらすポテンシャルを有していると期待されております。最も親和性が高いエンターテインメントの分野において、多くの人にVR技術に触れて楽しんでいただき、親しんでいただけるような環境を率先して提供していきます。

また、中長期的には、上記VR専門店舗で開発したVRソフト等の国内および海外におけるライセンス販売や、スマートフォンとの連携アプリの企画・開発までを視野にいれ取り組んでまいります。

アドアーズ株式会社について

1967年12月設立。世界で初めてメダルゲームを開発した歴史を有し、首都圏駅前立地を中心にメダルゲームやクレーンゲーム等を含むゲームセンターやカラオケ、コラボレーションカフェ、アミューズメントカジノ、ダーツ等の多様なジャンルのアミューズメント施設を運営する、総合エンターテインメント企業。現在は、総合エンターテインメント事業を中核に、不動産事業、商業施設建築事業、店舗サブリース事業等を展開。

http://www.adores.co.jp/

GREE VR Studioについて

2015年11月設立。急成長するVR市場へいち早く良質なコンテンツを提供することを目的にグリー株式会社内に設立された、VRコンテンツに特化した専門開発部署。今後のVR市場の成長に合わせ、ゲームのみならず、映像や体験型コンテンツなど広い領域での開発を手がけていく。

http://vr.gree.net/

グリーとHTCの協業に関して

2016年3月に業務連携を発表。一般のお客さまにVRの技術を身近に体験していただける機会を共同で推進し、新たなライフスタイルや楽しみ方をご提供していく。

業務提携についての詳細は2016年3月10日のプレスリリースをご参照ください。

※ VR(バーチャルリアリティ)とは、仮想現実を意味します。コンピューターによって作り出された架空の空間や映像を、あたかも実在する空間のようにプレイヤーに体感させる技術です。医療分野や教育分野への展開など、さまざまな技術の応用が期待される中、特にゲームや動画、テーマパークといったエンターテインメント分野との親和性が高いと言われております。

GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

以上

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