知的財産権の保護
基本方針
グリーグループは、事業展開に合わせ、知的財産の保護や権利化を積極的に行っております。製品・サービスの新規開発やグローバル対応等、事業展開により創出される製品・サービスの保護と新規技術の権利化のため、特許権・商標権等について、適宜調査・審査した上で、積極的に出願を進めております。また、当社が提供する製品・サービスやソフトウェアが第三者の知的財産権を侵害することのないよう、社内ルール構築、社内教育並びに事業部門・法務部門における事前確認を行っております。また、他者による権利侵害についても調査のうえ速やかに適切な対策を講じています。
発明創出・特許権
従前より主要事業に関連する特許ポートフォリオの強化を継続的に進めており、電子ゲーム分野(A63F13/00)においては、業界トップクラスの企業と比較しても遜色のない特許数を保有しております。
また、メタバース事業に関連する分野における特許の取得も進めております。
グローバルな事業展開も踏まえて特許ポートフォリオを適正に構築することにより、市場での優位性の確保及び開発の自由度の確保を目指しております。
また、グリーグループによるサービスの提供に際しては、サービスが第三者の特許権を侵害することの無いよう、事前の特許クリアランス調査が適切に行われる体制を構築しております。
国内 | 海外 | |
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特許権 | 1510件 | 451件 |
※2024年7月17日現在
ブランド管理・商標権
グリーグループの提供するサービスの名称決定に際しては、他者の商標権に注意を払うべく、事前の商標クリアランス調査が適切に行われる体制を構築しております。
グローバルに展開されるサービスを含め、グリーグループがサービス提供する主要な国・地域においては、ブランド力を強化すべく、市場の動向・規模に応じて適切な範囲にて商標権の確保に努めております。
国内 | 海外 | |
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商標権 | 225件 | 376件 |
※2024年7月17日現在
プログラムの保護・著作権
グリーグループは、グリーグループ及び他者の著作権を等しく尊重しており、各事業を通じて創出される著作物が他者の権利を侵害しないことを担保するため、社内研修等を通じた教育と、事業部門及び法務部門による著作権チェックの仕組みを適切に組み合わせたリスク管理体制を構築しております。
グローバル展開されるグリーグループのサービスコンテンツについては、米国や中国などの主要国におけるソフトウェア著作権登録等を行い、当社の著作権が適切に保護されるよう努めております。
グリーグループの著作権を侵害する悪質な行為を検出した場合、その都度に実態調査を行い、各国の法令に基づいて適切に対応しております。また、グリーグループの提供するサービスプラットフォーム上で他者の著作権を侵害する行為について通報を受けた場合には、各国の法令に基づき速やかに削除措置を取るなど、他者の著作権保護にも適切に対応しております。
職務発明規程
職務発明については、従業員による発明を奨励し、その保護及び活用を図ることにより、社業の発展に資することを目的として、職務発明規程を制定し、発明者に対して、インセンティブを付与しています。