ダイバーシティ
多様性の確保についての考え方
グリーは、「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というコーポレートミッションのもと、まだ世の中にない新しい価値や驚き、喜びやワクワクを、より多くの人々へ提供するために日々挑戦を続けています。その実現のためには、国籍や性別、バックグラウンドを問わない多様な人材の活躍が重要であると考えており、今後も継続して性別、年齢、国籍、入社経路を問わない多様な人材の採用・育成・登用を行っていきます。
多様性の確保・活用について
グリーグループ従業員の女性比率は36.1%、課長級以上の管理職も10.8%が女性です(2024年6月末時点)。
中途採用者については、毎年積極的な採用活動を行っていることもあり、管理職全体の89.2%を占めています。一方で、外国籍社員については、主要な事業所が国内のみということもあり対象従業員数が少ない状況です。中核人材における多様性をより高められるよう、事業戦略・人材戦略も考慮しながら、引き続き優秀な人材の確保に取り組んでいきます。
多様性の確保に向けた人材育成方針、社内環境整備方針、その状況
当社ではこれまでも一人ひとりの高い成長や多様なキャリアパスを実現すべく、様々な成長支援制度やキャリアオーナーシップを推進するキャリア支援制度を導入してきました。また、法令や社会情勢の変化等、様々な要因によって労働環境や労働価値観が変化していますが、オンライン・オフィス制度の整備等、多様な背景を持つ従業員が安心して働けるよう施策を検討・実施しています。今後も従業員のさらなる成長や多様なキャリアパス・働き方を支援するために新たな施策・取り組みを検討し、多様性のある人材の確保と育成に努めていきます。
障がい者雇用の促進
グリーグループでは、障がいを持った方がその持てる能力を十分に発揮できるよう、職場環境の整備と障がい者雇用を積極的に進めています。そして、障がい者が自身の能力を最大限に発揮でき、自律的に成長し続けられる会社として特例子会社、グリービジネスオペレーションズ株式会社を設立(特例子会社認定:2012年5月22日)しました。グリービジネスオペレーションズでは、企業としての更なる成長を目指し、自身の能力を最大限に発揮できるような障がい特性に配慮した職場づくりに取り組んでいます。
2014年9月には、平成26年度「障害者雇用職場改善好事例募集」(主催/独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、後援/厚生労働省)の奨励賞を受賞しました。さらに、2016年9月には平成28年度「障害者雇用職場改善好事例募集」(主催/独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、後援/厚生労働省)において優秀賞を受賞しました。
障がい者雇用率
人数 | 49名 |
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割合 | 2.8% |
(2024年6月末時点)
多様な働きかたの支援
私たちは「従業員の活躍は、家族によって支えられている」との考えから、配偶者の看護や両親の介護など幅広く利用できる「GREE Family Support」という制度を導入し、従業員とそのご家族へのサポートにつながる取り組みをおこなっています。
育児休暇取得者数・復帰率※
育休取得者数 |
31名(うち男性16名) 女性の取得率:100% 男性の取得率:47.1% |
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育児休暇復職率 | 97.2% |
(2024年6月期)
※グリー株式会社及び連結子会社において常時雇用する労働者(正社員、契約社員及び勤続年数1年以上のアルバイト)を対象